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ep.31 マキアvsソウタ

 フウトさんとナデシコさんにあっちの方は任せた、俺はとにかくマキアに集中だ!

 俺は再びマキアへと槍の標準を向ける。

 ソウタ「風式加速(ウィンドジェット)&創造の槍撃(クレアティオンランス)

 無魔法による量産されたMPを込めた如意槍(ウィリングネススピア)風式加速(ウィンドジェット)により加速させて放つ槍の一斉射撃、創造の意味を持つラテン語のクレアティオンを使った。

 無数に放たれる槍の雨がマキアへと襲いかかる。

 マキア「これはまた、素晴らしい技術ですね。未だこの世界に来てから浅いと言うのに素晴らしい学習能力、そしてセンスますます貴方が欲しくなります。ですが、これはちと受け難いですね。厄術:存在変容!」

 マキアはまた厄術を使いその体を鋼鉄の如く強度を持つ魔物の肉体へと変化させ、それによる強化が施された鉤爪を使い、切り裂きながら強引にその槍の雨を突き進んでこちらへと向かう。

 なんだこいつ化け物にも程があるぞ!

 そして両者の距離は縮まり、近距離戦へと移行する。

 マキアの鉤爪がソウタへと振りかかるが、それをソウタは如意槍で受け止める。筋力と筋力がぶつかり合う近距離戦においてはソウタが優勢に見える。だが、マキアもマキアでしっかりとソウタを抑え込んでもいる。

 なんだこいつ、想像以上のパワーを持ってやがる!それにびくとも動かなぇ!なんだ?腕だけの変化でここまで違うって言うのか⁈

 マキアの方を見ると両足が異様な形をしているのが見えた、まるで竜や狼などの様々な魔物の特徴を組み合わせたキメラのような姿をしていた。

 ソウタ「すごいパワーだ、だけどな!近接戦闘のこっちの方があるんだよ!」

 俺は如意槍に魔力を込めリーチを伸ばしつつ威力を高め、槍による絶え間ない斬撃と刺突を繰り出す、小さい頃に親父から教わった近距離対人戦での成果が今になって光る。

 だがマキアの方も負けじと鉤爪による反撃を行う、戦闘経験があまりないマキアではあるが自身の計算力により導き出されたルートを辿るようにソウタと渡り合っていた。

 激しく続く攻防の中遂にソウタがマキアに深傷を負わされる絶好のタイミングを見つけ出す。

 ここだ、このタイミング!こいつとの戦闘でわかった、こいつの攻撃にはパターンがある。俺が予想するにこいつは今まで正面戦闘をした経験が浅い、だから行動のパターンが少なく、一定の動きをする事が多いタイミングを見計らえればこいつにもモリ突きが通用するはず!だから一度こいつとの距離を置いてステータスと弱点位置の把握する!幸いまだ停水の部屋は発動中だ。

 

   ステータス

 名前:マキア

 職 :厄災を祀る民

 称号:なし

 種族:人間(人型、魚型、獣型、竜型)

 保有技能 厄術:存在変容

 保有能力 なし

 能力値

 LV 35

 HP 930/1500 MP 700

 攻撃 ? 防御 ?

 魔力 ? 賢さ ?

 魔防 ? 俊敏 ?

 適性属性 土 弱点属性?

 根底属性 闇


 肉体が変化している影響か?HP MP以外が不明になってるな、でも体力は削れてるみたいだ。

 そしてこいつの弱点箇所、それは一番最初に変化したあいつの右腕での上、つまりは右肩の部分が弱点!

 マキア「何を考えているのかは知りませんが、私と距離をとっても無駄ですよ。」

 マキアはそう言ってコウモリのような翼を生やし、こちらへと距離を詰める。

 マジなんなんだよあの厄術、何でもありじゃねぇかよ!

 停水の部屋と風式加速でマキアの動きを翻弄しながら、タイミングを伺う。砂の中に身を潜め、獲物が己の前に来るまでじっーと待つヒラメのように、ただひたすらにその時を、一進一退の攻防を繰り返しながら待つ。

 ソウタ「オラッ!再生の槍撃(レナトゥスランス)!」

 マキア「ぐはっ、槍撃によるダメージを自らのHP回復のために変換、ドレイン攻撃といったところですか非常に素晴らしい発想です!ですが今度はこちらから行きます。これが今私が行える全力です。過剰合成風衝撃オベルティスインプルス!」

 マキアの右腕が肥大化してゆく、様々な魔物の特性を掛け合わせ、それによる圧倒的な熱量による風圧の変化それを相手へとぶつけるマキアの奥の手、これが地面に当たろう者なら間違いなく、デトリア王国に莫大な被害が出ることは容易に想像ができていた。

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