表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/42

ep.3 クエスト、戦闘、料理

 前回のあらすじ、集落を探索していたソウタはゲームなどで聞き慣れた魔法を使っていた冒険者を発見。

 マナさんに連れられやってきたは火の大魔術師オルキスの家、そこで魔法の基礎を学びオルキスの紹介でギルドに入り、槍使いとして新たな職に着く。

 小波の音が前よりも、近くに感じる。

 なぜだろか、同じ夢を見ているけどそうではない感覚。

 ???『海はみているぞ、主の事を…』

 ソウタ「あんたは誰だ?」

 ???『我、海を統べるもの。主よ我が下に来るがいい…』

 ソウタ「どこに行けばあんたに会える?」

 ???『ラ…大陸の…』

 突然視界が開く、またあの夢を見たのか?でも内容が違うし、たぶんただの夢ではないのかも。確か今日はゴブリン討伐クエストの準備をするんだったな、さっそく飯でも食って準備開始だ!

 フラフラと集落を歩いて、必要な品を探していると旅商人に会った。

 商人「うーむ」

 ソウタ「どうかされましたか?」

 商人「冒険者でしたか、初対面なのに申し訳ないのですが、ゴブリンどもが旅の通路の端にたむろしておりまして……」

 ソウタ「で、討伐依頼をしたと。」

 商人「そうなのです。もしや、あなたが受けてくれたのですかな?」

 ソウタ「そうですけど。」

 商人「では先に前報酬を出しましょう。」

 そう言って商人は一つの棒を取り出し渡した。

 ソウタ「これは?」

 商人「魔法武器(マジックウェポン)です。」

 ソウタ「それが?」

 商人「はい、魔力を込めると伸びる槍です。実のところ払えるお金がなかったので、この魔法武器(マジックウェポン)で支払いをしたいと思うんですけどよろしいかね?」

 ソウタ「そうですね、まあいいですよ。」

 商人「ありがとうございます。おっと自己紹介がまだでしたな、私はデュークです。よろしくお願いします。」

 ソウタ「ソウタです。よろしく。」

 デューク「私が確認しただけでも、ゴブリンは15匹ほどおられますけど?」

 ソウタ「大丈夫です。俺強いですから。」

 デューク「どうかお気をつけて。」

 という事があったとマナさんに話し、数が数だから一緒に付いてきてもらうことにした。マナさんの職は魔術師で、回復魔法も程よく使えるので、危なかった時に回復をお願いしたい。

 そして俺とマナはゴブリンたちがたむろしていると思われる道のそばまで来た。

 ゴブリンの数は約20匹、デュークさんの情報より5匹ほど多かったが、多分何とかなるはずである。俺はギルドカードにある機能の1つ魔物図鑑で情報を確認した。この魔物図鑑は非常に優秀で、魔物のステータスから習性まで記録されている。未知の魔物と遭遇した場合、ギルドカードから連絡することである程度の報酬が与えられる仕組みになっている。


 ステータス

 名前:ゴブリン

 職 :なし

 称号:なし

 種族:ゴブリン(人型)

 保有技能 なし

 保有能力 なし

 能力値

 ランクE

 LV 1〜9

 HP 20〜90 MP 5〜9

 攻撃 10〜50 防御 10〜60

 魔力 5〜9 賢さ 2〜3

 魔防 20〜50 俊敏 15〜40

 適性属性 土 弱点属性 水、木、風

 根底属性 悪

 EXP 10〜30

 ってあれ?思っていたよりステータス高いよなぁ、せいぜいダメージは初撃は0ダメって感じだなぁ、そういえば武器のステータスとか調べてなかったな、今のうちに調べておこ。

  ステータス

 名前:モリ

 保有能力 なし

 攻撃力 20

 防御力 0

 MP 20

 能力値

 HP +0 MP +0

 攻撃 +0 防御 +0

 魔力 +0 賢さ +0

 魔防 +0 俊敏 +0

 属性 なし


 ステータス

 名前:如意槍(ウィリングネススピア)

 保有能力 伸縮自在

 攻撃力 50

 防御力 0

 MP 0

 能力値

 HP +0 MP +0

 攻撃 +0 防御 +0

 魔力 +0 賢さ +0

 魔防 +0 俊敏 +0

 属性 なし

 伸縮自在

 魔力を込めるとリーチが伸び、攻撃力が10%上がる。

 込める魔力量(消費MP)=10cm伸びる。


 如意槍(ウィリングネススピア)案外いい性能してるじゃん!デュークのおっさんマジ感謝!でも今の俺が伸ばせるリーチは最高でも40cmまでだからちょっとだけ長くなるだけか。まぁ、初撃で与えるダメージも増えたし、二撃目からは300ダメも出せるし…って300ダメ⁈そうだあの時は武器の攻撃力を加味してなかったから…でも防御力を考えたらダメは250くらいになりそうだな。

 確認を終えた俺は、マナさんに作戦を伝えた。

 作戦は急に飛び出して不意打ちしちゃおう作戦だ!

 ソウタ「3…2…1…行くぜぇー!」

 ゴブリンたち「⁈」

 ソウタ「まずは一撃!」

 俺は如意槍(ウィリングネススピア)を思っきり近くにいたゴブリンAに突き刺した。当然ダメージは。

 ゴブリンA HP50→ HP45 たった5ダメ!でも。

 《種族:ゴブリンとの戦闘を確認。保有技能 モリ突きの効果が適用されます。》

 おっ⁈世界の言葉的な何かが聞こえた。これで次の攻撃は

 240ダメくらいになる!このままじゃんじゃん行くぜー!

 ソウタ「マナさん、そっちは大丈夫そu」

 マナ「氷結弾(アイス・ショット)!」

 すご!詠唱なしで魔法発動してるよ、確かマナさん水、木属性が適性だったから詠唱が少なかったのか。でもレベル9ぐらいのゴブリンをワンパンしてるんだよなぁ。やっぱマナさんすげぇわ。負けてられないな!

 先ほど突き刺したゴブリンを見てみると体の上に赤く印のような模様が浮かび上がってきた。

 ここか、こいつの弱点。

 そこを思っきり突くとゴブリンAのHPがみるみる減っていく。

 改めてやばいなぁ、この保有技能。まさにチートだ。

 そこからは早かった。戦闘に入ってから30分後、俺たちは、ゴブリンを討伐し終えた。モリ突きの技能を上手く隠しながら戦闘してたからかすごく疲れた。だがそれに見合った成果が得られた。

 そうレベルアップだ!俺が倒したゴブリンの数は9匹ほど、EXPにして200ほど貰った。

 《個体名:海風槍太のレベルアップの必要EXPの獲得を確認しました。LV1からLV2に上がりました。ステータスが更新されます。》

 ステータス

 名前:海風槍太(うみかぜそうた)

 職 :槍使い

 称号:二重属性保持者(デュアルエレメンター)

 種族:人間(人型)

 保有技能 水中移動、モリ突き、魚類特効

 保有能力

 能力値

 LV 2

 HP 20 MP 8

 筋力 20 防御 8

 魔力 10 賢さ 4

 魔防 4 俊敏 12

 適性属性 水、風

 根底属性 光

 次のLVまで後300EXP

 って、そこまで変わってないな。

 マナ「ソウタさん!ゴブリンの巣穴からこんなものが。」

 ソウタ「宝箱だ!」

 さてさて。結構頑張ったんだし、それなりもん期待してもいいのかな?いざオープン!

 ソウタ「なんだこれ?」

 中から出てきたのは変な巻き物だいぶ年数が経っているようで所々破れていたり、汚れている。

 マナ「なんですかねこれ?古い地図のようですけど。場所的にはランド大陸っぽいけど?」

 ソウタ「とりあえず今日はもう宿屋に帰りたい。初めての戦闘で疲れたし、何よりお腹が空いた。」

 この世界に来てから宿屋のパンとサラダぐらいしか食べてないし、何より美味しい和食が食いたい。

 マナ「ここで夕食にしますか?一応料理道具は持ってきているんですけど。私の料理で大丈夫なら。」

 ソウタ「マジ⁈いいの⁈」

 マナ「はい!」

 やっぱマナさんは天使だ!材料の捕獲から初めるか。

 ソウタ「俺は材料になるもの採ってきます。ここら辺では何が住んでますかね?」

 マナ「マナラビットという魔獣がいた気がします。」

 ソウタ「了解っす。すぐ獲ってきます。」

 30分後

 ソウタ「獲ってきました。」

 マナ「ソウタさん⁈どうしたんですか⁈その格好⁈」

 ソウタ「うさぎを追いかけていたら、落っこちてしまってねハハハ。僕は着替えますから、料理始めちゃってください。」

 そそくさと着替えてマナさんの料理を待っているといい匂いが立ち込めてきた。そして目の前に広がるは、マナラビットを使ったサンドイッチが出てきたのであった。

 ソウタ「美味そう!」

 マナ「マナラビットと春野草のサンドイッチです!」

 ソウタ「じゃあ、いただきます。」

 俺は思いっきりサンドウィッチにかぶりついた。シャキ、シャキと口の中で音を鳴らす野草、彼女は野草と言っていたが間違いなくレタスそのものの食感であった。久しぶりに食べる元いた世界の野菜の食感は、俺にちょっぴりとした感動をもたらした。そして口の中に広がる、マナラビットのうまみ、焚き火で焼いているからか、こんがりとしていて、身がしっとりとしている。

 ソウタ「マナさんこれ最高です!」

 マナ「お口に合っていてよかったです。」

 こんな世界に漂流しちゃってどうしようかと思ってたが。なんだ、結構楽しいじゃん!


 次回 ep.4 もう1人、転移、勇者

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ