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ep.21 厄殺し、反応、報告

 デトリア王国と帝国主催のパーティの警備に私は当たっている。

 世界各国から王と強者と呼ばれるSランクの冒険者や六大魔術師(シックスウィザード)などが会場に集まっている。

 そうなると当然、王を狙おうとする者が現れる。

 そして、あの寺院も動くであろう。

 私はレギオンディバイダーの反応を見つつ、辺りを見回す。前にもあったが、こいつには厄災の残留思念を感知すると赤く発行することがわかっている。

 パーティ会場近くを見張っているとあいつが来た。

 ハットリ「遅れました、ナデシコさん。」

 ナデシコ「遅いっつうのハットリ、というか良かったな私が誘ってあげて。」

 ハットリ「実はあんたが誘ってくれる少し前に異世界人の同郷者のソウタってやつに誘うことを条件に上物の服を安値で売ったんですよ。誘いを断ろうと探したんですけど見つからなくて、ここに来た次第です。」

 ナデシコ「そうだったんだ、その異世界人はどの枠で来てたんだ?」

 ハットリ「見た感じは強者って感じだったけど、どうだろわかんないや。」

 ナデシコ「それで彼と会っている時、そいつの反応はどうだった?」

 そう言ってナデシコはハットリの腕時計を指差す。その腕時計はハットリと厄災の研究班が共同開発した腕時計型の残留思念探知機である。

 ハットリ「実は言い難いんだけど、色が紫色だったんだ……」

 ナデシコ「それは本当?紫色なんて初めて聞いたけど。」

 ハットリ「正直俺も焦ってたんだよ、正常なら青、感知したら赤色に発光するはずなのに。」

 ナデシコがふと自身のディバイダーを確認すると確かに紫色の反応を示すものが3つも会場内にあった。

 とりあえず今はこのことはハットリに伏せとくか。

 ナデシコ「彼について他に何か気になったことはない?」

 ハットリ「強いて言うなら、彼が選んだ服は結構高額なものだったからな、誰かの代わりに来ているのかも。」

 ナデシコ「となると、多分トリトス王の代わりになるのかな?「代わりの者を送った。」と連絡も貰っているからね、それに、オーシャルでは数日前に魔導兵器の暴走を止め、王の娘を救った英雄なんているから、彼がその英雄なのかもね。魔導兵器には寺院も関係してるって噂もあるし、彼はこっち側だと思うね。」

 ハットリ「でも何で紫色なんですかね?」

 ナデシコ「私の推測になるのだけどアレに関わってて尚且つ寺院に入ってない人が対象になるんじゃないかしら?寺院と交戦してる時には色は赤色だったし。」

 ハットリ「それもあるかもですね、あと寺院って一体何が目的なんですかね、やっぱり厄災の復活とかですかね?」

 ナデシコ「だとしたら、厄災の封印を解く方が先決だろ、でも寺院は世界各国で古くからテロ行為をしてきた犯罪集団だ。仮に厄災の復活だとするならそれこそ、テロ行為をする必要なんてないんじゃないか?」

 とりあえず今得た情報を王と研究チームに送って引き続きパーティまで警備に努めますかね。

 

 次回ep.22 会場、再会、皇帝様⁈

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