斜陽世界《アフターグロー》に終止符を

【第一部】それぞれの序曲

★人物紹介２

【リュイス・ルシエンテス】

三人目の主人公。

国軍アルメル隊所属、数多い騎士たちの中でもホープと目されている青年。

実家は町医者とインテリ家系だが、脳筋の体育会系。

雑、ガサツ、デリカシー皆無の23歳。

【ルカ・ベルレアン】

リュイスと同じくアルメル隊、薄い顔の青年騎士。

リュイスのフォローに回ることも多い気配りの人。

剣と魔術をそれなりに併用できる器用なタイプ、実家は田舎でイチゴ農家。23歳。

【アイネ・ブルーレイン】

アルメル隊に属する宮廷魔術師、14歳の少女。

その才能は火術に特化していて、幼いながらに国軍屈指の大火力を誇っている。

人柄はかなり素朴な常識人。

【アルメル・ブロムダール】

四人目の主人公。

リュイスたちの所属するアルメル隊の隊長を務める女性騎士で、国軍最高戦力“六聖(ベネデッタ)”の一人。

見目麗しく、細身の剣で全てを切り裂く絶技の持ち主。

国内屈指の貴族ブロムダール家の子女で、コーヒーが苦手な26歳。結婚願望なし。

【クロード・ルシエンテス】

五人目の主人公。

兵馬が片田舎の駅で出会った男。

長髪に端正な顔立ち、ロングコートに刀を帯びた流れの医師。

その佇まいや振る舞いには不穏の影が色濃く付き纏う。畜生。

【神崎アンナ】

六人目の主人公。

詩乃にサンドイッチを売った駅弁売り、着物に袖を通した少女。

様々な商品を手広く扱う旅商で、年若い外見に対して物腰は大人びている。

くすくすと浮かべる笑みには悪巧みの雰囲気を漂わせる。豊か。