久々の街
遅れました。今回もそこまで多くないです。すいません。
諸事情により、今後投稿が遅れるまた、文字数が少なくなることが増えると思います。ごめんなさい。できる限りは頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。それではどうぞ
「うぉぉぉぉォォォはぇぇぇぇエェェ」
シャーーーーー
「AGI2000上げたからこんなに早くなったのか?」
シャー
「そうかそうか、お?陸が見えてきたぞ!」
シャッシャー
「ん?陸までじゃないのか?なら街の前までこのまま運んじゃってくれ」
シャーー
アイはものの数分で始まりの街まで戻ってきた。
「いやー楽しかったなぁ、シズオはどうするんだ?その大きさだと街に入れないだろ?」
シャ……
「あ、スキルを取ればいいのか?」
シャー!!
「よーしちょっと待ってろよ」
ステータス
名前:シズオLevel253
種族:シーサーペント
所持ポイント320
ATK:1472
DEF:2129
INT:806
MEN:1941
DEX:639
AGI:5241(3736)
LUK:200
スキル
所持ポイント231
水属性魔法lvMAX、エンチャント毒、採掘lv9、エンチャント麻痺、硬化魔法lv3、結界魔法lv1
称号
深海の王、スピードスター
なーんか称号手に入れちゃってるけど、それより今はスキルだな。ついでにステータスも振ろ。
ステータス
名前:シズオLevel253
種族:シーサーペント
所持ポイント0
ATK:1472
DEF:2129
INT:806
MEN:1941
DEX:659(20)
AGI:5241
LUK:500(300)
スキル
所持ポイント227
水属性魔法lvMAX、エンチャント毒、採掘lv9エンチャント麻痺、硬化魔法lv3、結界魔法lv1、伸縮魔法lv1
称号
深海の王、スピードスター
よし、これでよし。
「シズオ、やってみ?」
シャーー
「ちっちゃくなれたな」
シャッ
「そうかそうか、それは良かった。俺の肩にでも乗るか?」
シャー
「ほいよっと」
アイは小さくなったシズオを肩に街へ入っていった。
《ゴウさんにフレンドコールします。よろしいですか?》
「はい」
ぷるぷるぷるぷるぷるぷる
『アイさんどうしたの?』
「着いた」
『え?島ってそんなに近くにあるもんなの?』
「いんや、シズオが頑張っちゃって」
『どこにいる?』
「えっとな、冒険者ギルドって書いてある看板の下にいるぞ」
『そこから動かないでよ。迷子になっちゃうから』
「おうよ」
『あれ?見当たらないんですけど…』
「ん?あぁ、3人組の男に囲まれてるぞ?」
『なるほど、それじゃコール切るね』
「じゃなー」
「なぁにいちゃん、ここには最近来たばっかりだろ?いろいろ教えてやるからよ、金くれねぇか?」
「教えてくれなくていいよ」
「「「はぁ?」」」
「いや、いらんて。もうじきゴウが来るし」
「ん?ゴウって言ったか?」
「いかにも」
「兄貴人違いじゃありやせんか?」
「そうですぞ、兄貴」
「そうだな、にいちゃん俺らに嘘ついたから有り金とアイテム全部寄越せ。そしたら許してやる」
「え、いやですけど。てか嘘ついてないし」
「おめえらやっちまえ!」
「「ヘィ!!!!!!!!」
「おいおい、そこの3人。俺の前でそんなことしていいのか?やったらどうなるんだっけ?言ってみな?」
「「「じ、じ、じじじGMコールされます」」」
「ということは、コールされちゃうよね?」
「そ、そ、それだけは勘弁しししてくダセェ」
「「逃げろォォォ」」
「ふーやれやれ、アイさんも自衛手段くらい持っといてよ」
「そうは言われてもな、シズオがかみ殺そうとしてたから宥めるので手一杯で…すまんな」
「シズオってそのヘビ?」
「今は小さくなってるけど、このヘビのことだ」
「強いの?」
「たぶんそうだと思う。今のプレイヤーの最大レベルは?」
「40前後かな」
「シズオは250超えてるぞ」
「驚くのをやめたらいいのかな?」
「そうしたほうがいい」
「それじゃ例のブツを」
「どうやって渡すんだ?」
「トレードだよ、トレード。知らないの?」
「あぁ、知らないな。ヘルプ見る」
トレードとは、プレイヤー間で行い、お互いに物を出し合って交換すること。この時、何も出すことはできない。だって。
「理解したわ。それはそうとゴウは何を出すんだ?」
「お金を渡すことにするよ」
「そりゃありがたい。今ほとんど金を持ってないからな」
《ゴウさんからトレード申請を受信しました。トレードを開始しますか?》
「はい」
《アイテム、ゴールドを選択してください》
「アダマンタイトって奴の鉱石しかないからな。これ渡しとけばいいか」
《アダマンタイトの欠片6000、アダマンタイト鉱石700、アダマンタイトの塊300でよろしいですか?》
「はい」
《トレードを開始します》
「アイテム出したぞ」
《トレードが成立しました》
「いくらくれたの?」
「500000」
「ありがとな」
「いやいや、こちらこそ」
「それじゃな」
「アイさん、アイテムは僕にしか売っちゃダメだよ?」
「なんで?」
「これらのアイテム一気に出しちゃえば露店が崩壊しかねないからね」
「おけよ」
「それじゃ」
ゴウとアイは、別れていった。
「シズオ何か食べたいものあるか?」
シャー!
「なんでもいいのか?んじゃ手当たり次第に買ってくか」
『そこの兄ちゃん、スライムゼリー買わないか?プリンッとしててツルって飲める老若男女問わず大人気のスライムゼリー。どうだい?1個5ゴールドのところ、10個買えば45ゴールドにまけるよ。買わないか?買わないか?』
「100個ください」
『少し時間がかかるからな』
「はーい」
「おじちゃんこの隣にある串焼きは何?」
『クックの串焼きさ、向かいで焼いてるだろ?』
「あぁ」
『あそこでやってるのうちの弟でな。よく交換して味が悪くないかお互いにチェックしたりしてんだ』
「うまそう…」
シャー
『!!!!』
「こいつは俺の友達のシズオだ」
『ちゃんと躾はなってるんだろうな?』
「攻撃しなければな、結構可愛いだろ?」
『お、おぅ…出来たぞ』
「ありがとう、また来るな」
『まいどー』
「シズオ、とりあえず今はたくさん買っといて島に帰ってから食べるでもいいか?ここじゃあんまり歓迎されてないみたいでな」
シャーー
「すまないな、そんじゃ次串焼きな」
シャッ
『お?にいちゃん何本いるんだい?1本20ゴールドだよ』
「美味そうだから、200本貰おうかな」
『ありがとな、ちょっと待っててくれよ』
「そういや、さっき向かいのスライムゼリーの店で買い物してきたぞ」
『本当か、んなら半額でいいぞ』
「よっしゃァァァ」
『あんまり騒ぐなよ。ほれ、出来たぞ』
「ありがとう』
『まいどあり』
「また来るなー」
「さて、シズオ帰るか」
シャッシャーー
2人は嵐の如く帰って行った。
ありがとうございました。