ギルドォォォ
「とりあえず、フレンド登録しとけば?」
ギルドに入ると、すぐにカールが提案してきた。
「うむ」
「いいわよ、ホイッ」
「いいよ」
《ハーミンさんがフレンドになりました》
《ガロンバルディさんがフレンドになりました》
「終わったぞ」
「んじゃ行くか」
『本日はどのようなご用件でしょうか?』
「ギルドの結成をしに来た」
『こちらの用紙にメンバーの名前をご記入ください。また、1番上にはギルドマスターとなるプレイヤーの方の名前を記入ください』
「カールでいいんじゃない?」
「それでいいぞ」
「私も賛成」
「アイの方が合ってると思うけど…」
「ン?なんで俺?」
「アイちゃんでもいいわよ」
「俺もそれでもいいぞ」
「じゃんけんで決めるか」
「じゃーんけーんポーン」
「んじゃカールよろしくね」
「俺がじゃんけんで負けるなんて…よ…」
「私書いとくね」
『ありがとうございます。続いてギルド結成にあたりギルド名を決めてください』
「カールと愉快な仲間たち?」
「「「それはない」」」
「特になくね?」
「うむ」
「カピバラ帝国なんてのは?」
「カールお前センスないな」
「私もそれ思った」
「カールそれだけはやめてくれ…」
「アイ、なんでそんなに怯えてるんだ?」
「いや、実はな…」
「「カピバラ帝国ばんざーい」」
『決まったようですね』
「違います」
「「「よろしく」」」
『それでは「ちょっと待って」…はい?』
「ギルドマスター変えることってできる?」
『え、えぇ…』
「ギルド名からしてアイがマスターやる方がいいと思うんだけど」
「良いと思うわ」
「俺も良いぞ」
「じゃそういうことで」
「え…………………」
『かしこまりました。それでは次に、ギルドホームの場所を決めてください。こちらの用紙に書いてあるものからお選びください。なお、現在アイ様が所持している島にホームを増築することも可能です』
「アイちゃん島ってなに?」
「うーん………うーん………うーん…うーん…うーん…」
「目が死んでるな」
「私はどこでもいいわよ」
「じゃあ、門の近くなんてどうだ?」
「俺はいいけど、アイは?」
「うーん…俺の島じゃないからいいよ…」
『それでは門の近くにある、こちらのホームに決定します。ホームはギルドポイントで改良することができるのでオリジナルにカスタマイズすることも可能です。手続きはこれにて終了です。最後にギルドポイントについて説明させていただきます』
『ギルドポイントとは、ギルドごとに貯めるポイントで、インテリアやホームの追加購入、ホームの増築などをする際に使用されます。ポイントの貯め方はゴールドかアイテムの納品で獲得できます。ゴールドは10ゴールドにつき1ポイント、アイテムは基本的にモンスターの素材がポイントとなります。ポーションなどの消費アイテムや、武器や防具なども納品できないこともありませんが、獲得できる量は少ないので、あまりお勧めはできません。納品場所は向かいにある商業ギルドです。購入なども商業ギルドでよろしくお願いします。これにて終了です。それでは係りの者がギルドホームへお送りします。ありがとうございました。』
『こちらになります』
「ありがとうございます」
『いえ、それでは』
「中入ってみましょ」
「おおおお結構綺麗だな」
「合計6部屋だろ?1番真ん中の大きな部屋がアイでいいとして、汁兄さんとハーミンはどこが良い?」
「俺真ん中確定なの??」
「ギルマスだからな」
「私はアイの右隣が良いわ」
「俺は左隣で」
「俺は汁兄さんの隣にするよ」
「なんとも味気ない部屋ね」
「しょうがないだろ、ポイントがないんだからよ」
「汁兄さんの言う通りだな、誰かポイントになるものないの?」
「人に聞く前にカールが何か納品してきなさいよ」
「露店で売り払ったからもう残ってないんだな」
「私もないわよ」
「俺はそもそも素材自体入手する機会ないからなぁ。アイは無いのか?」
「シードッグとかリトルサーペントとかならあるよ」
「「「?・?・?」」」
「とりあえず持っていこ」
『ギルドポイント交換受付です。なにを納品されますか?』
「とりあえずシードッグの皮と牙と海犬の賢眼はそれぞれ何ポイントになりますか?」
『皮1枚につき1000ポイント、牙1個は10万ポイント、賢眼1個は1000万ポイントです』
「リトルサーペントの皮と牙と海蛇の鋭眼はどうですか?」
『リトルサーペントの皮は1枚1万ポイント、牙は100万ポイント、鋭眼は10億ポイントになりますね』
「わかりました、それではシードッグの皮と牙10000個ずつ、賢眼を1000個、リトルサーペントの皮と牙を10000個ずつ、鋭眼を1000個でお願いします」
『分かりました。それでは確かに受け取りました。ギルドポイントは1兆211億1000万ポイントとなりました。ご利用ありがとうございました』
「俺が本気出せばこんな感じよ」
「さすがマスターだな」
「アイちゃんありがと〜」
「すまんな、俺らはなにも出さないで」
「買い物でもするか?」
ありがとうございました。




