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詩集<君に届け!>

願わくば

作者: papiko

雨の日にふと思い出すのは

『雨に歌えば』というミュージカル映画


あんなに楽しそうに雨の中を

歌い踊る姿が忘れられない


子供のころは雨が降っても

雪が降っても

楽しくてしかたがなくて


泥水を蹴飛ばしたり

手がかじかむほど雪まみれになったり


いつからだろう

そういうことを忘れて

ただうんざりするようになったのは


服がぬれて嫌だなとか

洗濯物が乾かないだとか


近頃では雨や雪は災害への

不安材料になっている


悲しいイメージばかりが

雨や雪を覆ってしまう


あの映画のように

雨の中でも歌って踊って

無邪気にはしゃいだころに戻りたい


憂いの雨ばかりでなく

豊穣の雨であり

めぐみの雨であってほしいと願う




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