出会い
初めての作品ですwktk
自己紹介としては…猛暑のなか扇風機を独り占めして怒られるバカです。
そして男か女かかというと…。
ネーム的に男だけど…中身は……なんだろうかww
いけるとこまで謎キャラでいきます!←←
主人公[女]:茉莉
[男]:薄
1話「日常」
はぁ…..。
がやがやとうっせぇなぁー。
もう少し黙ってられねぇのかよ.....。
「はよー、…っと今日も影薄いねぇ~」とニヤニヤしがなが言ってくるこいつは唯一俺が喋れる友達の悠雨。
「うっぜぇ…余計なお世話だ。」
「ふはっ、笑ってればイケメンなのに、はっくん♪」
「その名前で呼ぶなっつってんだろ…。」
睨んだつもりは無いが、目付きが悪いため睨んでいるように見えたらしく「おぉぉ…ごめ、ごめんって..!」と言って逃げて行った。
あぁ…..昨日徹夜ゲームだったから少し寝るか……。
「今日もかわいいなぁ」
「やっぱ・・のミニスカ最高だわ」
男子共が鼻血を出しそうな勢いで喋っている。
すると、いつもそいつと一緒にいる友達が
「茉莉ちゃんおはよう!いやぁ、男子の目線が茉莉ちゃんに…」
「う…うるさいっ…//それに、男子になんて興味ない。」
「ツンデレツンデレ♪」
「うるさい、ばか。」
そう。そのモテ女の正体は茉莉。
噂によると1日に1通はラブレターをもらっているらしい。
…まぁ…..俺はどうでもいいけど。
それより睡眠を確保しなければっ…!
「おーい、早く席につけー。ホームルーム始めるぞー。」
はぁ!?あぁ…もうこんな時間かよ……。
授業サボって寝るか…。
2話「出会い」
はぁ…。くそ。呼び出しくらった…。説教長ぇよ、くそ教師。
暗くなったなぁ……。
いーや、学校出る前にあの場所よって行こ。
その場所とは色々なものが置かれた物置。
なぜか居心地のいい、俺愛用のスポット。
いつものように机に座ってると…
ガラガラガラ…
「はっ!?」
「ふぇっ!?」
俺とそいつのリアクションがハモる。
……茉莉だ。
「だ…だれっ….?」
「俺は薄。初めましてっすね、茉莉。」
「な、なんで私の名前知ってるの…っ?」
……いや、まて。
なぜそんなに怯える。俺同じクラスだぞ。
「……俺一応お前と同じクラスなんだけど…。」
「・・・。」
「・・・。」
おい、沈黙かよ。
改めて自分の影の薄さを実感した。
「ご…ごめんなさいっ…」
「許す。」
「ほんとっ?ぁ..ありがと…っ//」
なんか…こいついつも虚勢張ってるくせに素直すぎんだろ。
ははっおもしろ。
「むぅ…何笑ってるの、きもい。」
「あぁ…悪り。笑ったの何年ぶりだろ」
「そ、そんなに?」
「あぁ…。俺の人生クソだから笑う場面なんてねぇよ。」
軽く笑いながら言ったつもりが…。
「何ばかなこと言ってるの!!」
「もうこんな人生なら死んだ方がマシ。」
「…!!バシッ」
「いってぇー…」
「人生っていうのは自分でつくりあげるものなの!簡単に諦めるなっ…!」
「はぁ……」
(ガタガタガタッ…)
ん!?じ、地震!?
(ドサドサドサッ)
や、やべぇ!!物落ちてきてる…!!
「きゃっ…!」
「あぶねぇっ!!」
茉莉を押し倒し覆い被さった。
(…ドサッ)
「うっ…だ、大丈夫か…?」
「..薄...っ薄っ……..」
茉莉の体が震えてた。
「ん…?どうした……?」
「うぅぅ…..」
……抱きついてきた。
「ちょっ///な、なんだよ!?///」
「し..死にたくなぃ…死にたくないっ…」
「はぁ…..」
震度2くらいの地震で死ぬんだったら人間絶滅してるっての。と思い大きす
ぎる溜め息が出た。
でも今は…。
「大丈夫、俺が付いてる。」
「……ぅ..うん…」
10分くらいたっただろうか。
しばらくすると…
「も、もう平気だっ…///」
「ん、そか?じゃあ、帰るか。送ってくぞ。」
立った瞬間、激痛が走った。
やべぇ……やっちまった。
表に出さないように深呼吸をして茉莉を家まで送って行った。
俺の家と100mほどしか離れていないが自分の家と比較にならないほどジャンボリックな家だった。
…おい、ここ家か…と見違えるほどでかい家だ……。
「ありがと、おかげで助かった。昔もこうやって..…。」
「はぁ?何言ってんだよ。今日話したばかりだろ。」
「……そうだったね..」
茉莉はにっこりと微笑んだ。
でも寂し気な笑顔。
まぁ、深くつっこまないでおこう。
腰もピークきてるしそろそろ帰ろう。
「じゃ、また明日。」
「ばいばいっ」
ドキッ…あまりの可愛さに心臓が跳ね上がった。
だめだ…好きになるな……。
腰…腰……腰のことを考えよう…。
そうしている間に帰宅。
そして俺の異変に気付いた親に病院に送られた…。
今日は色々ある1日だったなぁ。
3話「突然に…。」
「もう、何骨折してるのよ!!!」
「……すいません。」
母さんに説教をくらった…。少しは心配してくれよ、なぁ。
そうこうしている間に学校到着。
そして席についた瞬間
「おはよ!!」
「ん…はよ。」
「おぉ!?今日やけに素直だなー、惚れるわ」
「………きめぇ。」
「ぐはっ」
朝からキモい優雨の挨拶を聞き吐きそうだ。
まぁ…ホームルームまで寝よ。
「お…おはよぅ…」
か細い声で挨拶をされビビる。
誰だ…と思いながらもそっけなく
「はよ。」
と返すと…
「ばか…っこっちむいてよ..//」
と言われ振り向くとそこには…
「ま、茉莉…!?」
そう。頬をふくらませた茉莉がいた。
「悪り…ん、何か用?」
「今日の放課後…昨日の場所これるっ…?」
「あぁ…別に行けるけど。」
「よかった!ありがとっ//」
ドキッ…
おい、可愛すぎんだろ……。
なんだろ…朝から茉莉を見かけるたび鼓動が速くなる…なんだってんだよ…。
「じゃ、また後でな。」
男子共の目線が凄かったがそこら辺は無視しよう。うん。
・・・。
そして放課後。
あの場所に行ってみた。
少々の期待を背おいながら。
「なぁ、なんだよ話って。」
「……………き..////」
「んぁ?なんだよ。」
「………す、き…///」
「…!?////は、はぁ!?///ちょ、ちょっと待て…。お前と俺は昨日知り合ったばかりで……。」
「んーんー、違う。」
「なんで、昨日話したばっかじゃん。」
「薄…。ごめんね、今まで嘘ついてた…..。」
「もう何言ってんの…?」
「薄…薄と私は………」
………………………幼馴染みなの。
4話「明かされる過去」
「薄はね、7歳のころトラックにひかれて記憶が抹消してるの…。」
そういえば…小さい頃の記憶がひとつも……。
「知ってんなら、なんで昨日俺の名前を聞いたんだよっ!」
「あの事故以来、私と薄は縁が切れたから。」
「な…なんで切れたんだ.…?」
「ひいたトラックが私と私の父が乗っていたから…。だから、今まで薄とは他人のふりをしてた…。ごめんなさい。」
「な…な……」
足がガクガクする…..
「茉莉…まり……まりー…………」
「だ、だいじょうぶっ!?薄っ」
「はっ……」
思い出した……全ての記憶を。
幼稚園の時言ったあの言葉…あの思い…。
ーー俺…茉莉と結婚する…!
思い出した…何もかも……。
「茉莉……。」
「ふぇっ?//薄っ…」
知らないうちに茉莉を抱きしめていた。
「俺も好き。俺と付き合ってくれ。」
「…はいっ!///」
「ん……」
「んぅっ…///」
俺らはキスをした。
長いキスを..…。
「好きだ、茉莉。」
「私も…すきっ….///」
「 …俺がお前を守って幸せにさせてやる。」
「////何はずかしいこと言ってるの、//」
「ははっ、俺のキャラ崩壊」
「ふふっ、薄の暴走のはじまりーっ」
「獲物、お前だけどいいの?」
「逃げるだけだもんっ!」
「ぜってぇー捕まえてやるよ」
俺も実はずっと前から気付いてたのかもしれない。
こいつが幼馴染みで大好きな存在だということを……。
あいつが部屋で言った「人生っていうのは自分で作るものなの!」この言葉の意味が分かった気がする。
……人生っていいな……。
(´・end・ `)
どうだったでしょうかw
いかにも初心者っていう感じの小説に…ww
この話には続きがあるので、暇な時書いて投稿しますw
それではまた次回。