Theme1 entrepreneur(起業:新規事業・小商い/スタートアップ)
第一図書:「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう著 (イースト・プレス)
基本の論理展開
1,いやなことからは逃げる(逃げないと心身ともに衰弱するから)
2,普段の生活で行っていることに着目する。(例:自炊する料理)
3,飲食店を開いて、自炊した料理を販売する。
4,普段の生活が稼ぎになる。
大変面白い視点で起業について書かれている。
普段の生活で生み出す生産物を、お店を開いて販売することで、日常生活から経済的な稼ぎを得ることができるというものである。とても、面白い発想だ。
課題点があるとすれば、人はそんなに行動を起こすことを求めていないのではないかという、僕の中の疑問である。
実のところ、困っていても、困っている状況に居着いてしまっている人もいて、行動に移せない人もいる。お金がないことを慢性的に悩んでいる場合、お金がないから出来ないという口実から、抜け出せない。
お金がなくても、出来る投資・事業があることに目が向けられない。
それほど、疲れている人もいるだろう。
疲れているときは、適切な処理をして、休む必要がある。
休む方法を忘れている人もいる。
休む時は、休むということができない。そういう場合もある。
それゆえ、えらいてんちょう氏は、この本を出してからも、多数著作を発表している。
興味がある人は、読んでみてほしい。