6話 魔物との戦い決着
チーン
あれ、ぼくは確か魔物にたべられたような。
しかし、魔物の姿はみえない。
でも柵は壊れているので、きっと魔物がきたのは間違いないのだろう。
うーんと首をひねっていると、女神がほほ笑んでいた。
きっとあの女神様が何とかしてくれたのだろう。
そうして僕は女神さまに感謝をした。
きっとこの気持ちは届いただろう。
僕は、魔物に対する対抗手段を考えていた。
柵を作っても、柵の外側からやってきてしまう。
じゃあどうしたらいいか。
そうして僕は答えにたどり着いた。
そうか!柵で四方を覆ってしまえばいいんだ。
そうして僕は柵で四方を覆うことにした。
これで魔物が襲ってくることはないだろう。
さあいつでも来るがいい、魔物め。
そう思っていたが、今日はなかなか魔物がやってこない。
この間はすぐに来たのになんでだろう。
まあこないなら来ないでいいのか。
なんて思っていたら、魔物がやってきた。
前回と違っておとなしい様子だった。
魔物は壁をじっとみつめ、そのまま周囲をぐるぐると回っていた。
魔物め、柵の隙間はない、こっちにはこれないだろう。
そうしてしばらくはぐるぐると回っていたが、魔物はすごすごと帰っていった。
僕の完全勝利だ!
とても誇らしい気持ちだった、僕は女神さまにすごいでしょ!
って気持ちを送った。
伝わったかな。