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予感  作者: いくら軍艦
日常
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007.チャイム

ピンポーン

何だろうこんな時間に、今はもう夜一時だぞ、でも今の音はロビーからのチャイムじゃなくて、玄関の方のチャイムだな。


そう考えてしまうと急に怖くなり、ドアを開けるのをためらった。


いや、カメラで確認すればいいや。そう思い、インターホンについているカメラで外を確認した、誰もいない。誰もいないからもう行ってしまったんだな、そう思い明日の仕事の準備をした。プレゼンの準備である。


007.チャイム


ピンポーン

またチャイムがなった。うるさいなぁそう思いながら、またカメラを確認する。


するとそこには人が立っていた。お隣のカップルの男の方であった、でもそのカップルは最近トラブル続きだったため、揉め事は避けたく、寝たふりをした。カメラを切り、プレゼンの再確認をした。


「さっきまで起きてたんだけどなぁ。」


そして次の日の朝であった。

「次のニュースです○○市で殺人事件が起こりました。」

○○市?!俺の住んでいるとこじゃないか。俺はニュースに釘付けになってしまう。プレゼンがあるというのに。


「昨日、○○市でカップルの喧嘩により男性の××が女性の△△を包丁を持って追いかけ、首に三ヶ所深い傷を負わせ殺害した様子です。犯人はまだ逃亡中であり近くの住民には警戒を高めるとの警察の見解です。」


と、逃亡中だと?近くにまだいるのか?


ピンポーン


そのチャイムは今、なって欲しくなかった。

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