表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
予感  作者: いくら軍艦
この家はどこかおかしい
32/41

002.冷凍部屋

ギシギシギシ、踏むと音を鳴らす床を無言でカメラに映す。


中から人が来たらどうなってしまうのであろうか、その緊張から自分は無言になってしまう。


この部屋は夏とは思えないくらい寒く、半袖に薄いジーパンの自分の格好では、くしゃみをしてしまうほどの寒さであった。


002.冷凍部屋


「本当に夏だよな」ボソッと自分に今は夏だと教えるように呟く。


動画を撮っていることなんて今はどうでもよかった。


短い廊下には、左右に一枚ずつ中央にも一枚ドアがあり、大きな部屋は3つほどであろうと、予測を立てた。


左から潰していこう。

左のドアノブに手をかけると、ものすごい冷たさが手のひらを襲った。


ギィ。


不気味な世界に誘うかのように、ホラーゲームを思い出させる、ドアの音がなる。

部屋の中は大量のドライアイス。クーラーも二台もつけており、キッチンのようなつくりになっていた。この部屋が寒さの原因だとすぐにわかった。


台所のシンクにはドライアイスと発泡スチロールの箱。その隣には冷蔵庫より大きな冷凍庫があり、何かを大量に冷やしているようだった。


机や、地面にもドライアイスがそこら中に転がっており、発泡スチロールの箱も大量に山積みされていた。


中には何が入っているのだろうか、異様な状態の部屋から早く出たいと思うが、動画を撮っている身からすれば、ここはネタの宝庫だ。


近くにあった発泡スチロールの箱の近くにしゃがみ込み、膝の間にカメラを挟み、発泡スチロールの箱を開ける。


中には、状態がいい牛か豚?の臓器のようなものが入っていた。


「みてください。これ、なんかの臓器ですよ、レストランとかなんですかね」


くだらない話をして冷凍部屋から出ていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ