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予感  作者: いくら軍艦
日常
23/41

023.探しています。

この子を探しています。という張り紙を見た。最近よくこの張り紙を見る。友達を待ってて暇だし見ていようか。


023.探しています。


えっ

と声が出てしまう。その紙に書いてあるのは私なのだ。特徴も名前年齢も全て当てはまっている。


さっきまで家にいたやん。オカンに行ってきますって言ったやん。なんで?


涙がポロポロとなぜか流れる。なんでだよ!周りに人だかりができる。


「きみきみ!捜索願が出されてる子だよね」


警察。間近で見たの初めてだわ。なんか連絡してるし。


「はい、見つかりました。そちらまで連れて行きますね」


え?なんでだよ。私このポスターの人じゃないって。それなのに震えて声が出せない。叫びたい。逃げたい。泣き崩れたい。


あぁ、パトカー来たわ。


私は最後の抵抗をする。だが、大人の力に勝てるはずない。私は引きずられながら、車に入れられる。


人だかりの中に私そっくりの人を見つけた。その人はけたけたと笑っている。そして、小さな紙を胸の前に出した。


虐待がひどいから気をつけてね


あぁ、そういうことか。


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