表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
予感  作者: いくら軍艦
日常
15/41

015.指される男

最近流行ってるうんたかウイルスだか何だか知らねぇけど、俺は死んでも、外でマスクとかしねぇから。


015.指さされる男


マスクもせずに男は、買い物に出ていた。


なんか視線がいてぇな、でも関係ねぇよ。

ん?あいつ、よく見ると俺のこと指さしてるな。何だあいつ。


「おい、指さすのをやめろ」


俺はその指をさしてる奴の前まで行って、わざわざ注意をした。


「マスクをしてください」

「嫌だね、マスクしねぇくらいで指を差すな」

「じゃあ指さすのをやめません」


俺は諦めて帰ろうとしたその時だ。


みんな俺のことを指さしていた。買い物をしている人から、レジを打つ人もレジを止め、俺のことを指差していた。


「な、何なんだよ!き、気味わりぃ!」


そう言って俺は、スーパーを飛び出した。


飛び出した先でも、みんな俺のことを指差していた。


車に乗っている人も、車を止め、テラスカフェにいる人も、真顔で俺のことを指差していた。


そいつらはどんどんと俺に近づいて、俺を中心に円になるかのように、指差していた。


「だっ、誰か助けてくれぇっ!」


そう叫んでも誰にも届きはしなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ