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予感  作者: いくら軍艦
日常
12/41

012.すりガラス

おばあちゃん家は怖い。


そんなイメージがある。この話は僕が小さい時の話だ。


012.すりガラス


おばあちゃんの家で怖い番組を見ていた時の話。おばあちゃんは怖い映像を見ても全然怖がった様子を見せなかった。


「なんでおばあちゃんは怖くないの?」

するとおばあちゃんはこう答えた。


「こんなの本当に起きてることじゃないからねぇ。本物はもっとおっかないよ。」


そう言っていた。


その日の夜のお風呂は怖かったから、お風呂の前でおばあちゃんに待っててもらった。


「ごめんねおばあちゃん」

「孫の頼みだったら可愛いもんだよ」


すりガラス越しに話していた。


シャンプーをするときも目をつぶらないといけないから、ずっと話していた。恐怖心をなくすためにも。


パッと洗い流し、パッとおばあちゃんの方を見ると、影がなくなっていた。


怖くなり、お風呂場のドアを開ける。


するとそこには誰もいなかった。


後にお母さんに聞いて見ると、おばあちゃんはそのとき、もう寝ていたそうだ。


俺がお風呂の前に見ていたものは?喋っていた人は?


あのお風呂は二度と入りたくない。

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