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001.予感的中
001.予感的中
小さい頃から予告能力?のようなものを持って生まれた僕は何か言ったら冗談を言うとすぐ現実になってしまう能力を持っていた。
例えば、前にいるヤンキーを指差して、あいつ揉めるぞって、冗談を言うと本当に揉めたりしたり。滅多に遅刻しないやつを嘘で死んだんじゃねって言うと本当になったり、そんなことが一度や二度そんな数じゃなくてもっと何千回とか起きていた。
最近大人になって結婚したため下手なこと言わないようにしていたら最近は何も起こらない。
だから自分にそんな能力があるってことを忘れていた。
同窓会がある。久しぶりに中学校の友達と話せる機会だったから思いっきり羽目を外した。
結婚したのと聞かれて何かと聞き間違え、してないよって言ってから眠りついたようだ。
家に帰ったら結婚指輪と手紙が置いてあった。
「さよなら。」そう一言置き手紙。