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第一話 にちじょうのおわりがおとずれる・・・

 頑張って書くよ!

 失踪するときは失踪するのでその時は生暖かい目で侮蔑してね!

 TSFだけどまだTSしないよ!

 TS要素は薄めだよ! 予め注意してね!

 作者は学生なので書くこと以外にも遊んだり勉強したり作曲したりするよ! 飽きたら更新頻度は激減するよ!

 飽きないように頑張るよ!

 あらかたの注意事項は以上の通りだよ!

 頑張って読んでね!

 いつも家に帰ってはMMORPGにログインする。

 それが俺の心の拠り所とも言えるかもしれない。

 いや、現実はそんなに苦しくはない。というよりも楽だ。

 だが、現実はつまらなさ過ぎるのだ。

 だからこそ、つまらない現実に背いて少しでも楽しと思うゲームをする。正直ゲームはしていない気もするが。

 ほぼ放置か、会話。たまにイベントがあった時に少し遊ぶといった模様だ。

 とまぁ、全然代わり映えしない生活である。


 そんな日常の中でも俺は学校に通っている。

 まぁ、義務教育である。だから学習内容は特に難しいものは無い。というか簡単である。

 そのように朝と昼は学校、晩と夜はMMORPGという全く変わらない生活をしている。

 そして今は学校へ登校中である。

 歩いている道も代わり映えは無い。

 まず学校までの道のりは近いのだ。あれ、この建物改築した? なんて疑問に思う確立は低くなっている。

 しかも朝は憂鬱である。

 夏は暑し、冬は寒し。太平洋沿岸部というのは何とも大変な気候であるのに何故こんなにも発展しただろうか。いや、消去法で仕方のなかったことなのかもしれない。

 そんなことはどうでもいいのだが、また今日も学校へ行き明日も学校へ行く、というのは何とも面倒で退屈なのだろうと思う。

 仕方の無いことだが、少しは変な日常を味わってみたいなぁと思うことが度々あるものの、現実はそんなことにはならないことも知っている。

 そういうことは考えると、実際には起こり得ないと思い、全然楽しめずにいる。

 非常に退屈な日々だ。

 また溜息をついて、自分が進みたい方向とは逆の信号が赤に光る。

 この三秒後、車道用の信号機が黄色、そして赤色へと変わることは、何度もこの信号を渡ってきたからわかるものである。

 そして、車道用の信号機が赤色になってから再び三秒後、自分が行きたい方向の信号が青へと変わるのだ。

 暇すぎて、そんなことを考えてしまう。

 本当に、こんなこと覚えるくらいなら、その記憶領域にテストの問題の答えでも置いておきたい。

 まあ、学校のテストの答えだけ知っていても、受験などでは全く役に立たないものだともわかっているのだが。

 そんなこと考えていると、もう学校が見えてきた。

 校門の前には生徒会の人とか先生などが立っており、挨拶をしてくる。

 俺は挨拶をしたくないなどとは特に思っていなかったので、挨拶をされたらする。というような感じでその場を過ごした。

 隣に花は愚か、友っ子一つ居ない。

 まあこれには原因がある。

 登校する時に待ち合わせなどはしていない、というのが全ての原因だ。

 たまに丁度同じ時間に来ていた知り合いと話すことはあるが、熱中もすることはない。挨拶だとか近況だとか。その程度である。

 校門を潜ってまた少し歩いて下駄箱へと辿りつく。

 やっぱり、下駄箱、という言葉の違和感の無さに、酷い違和感を覚える。

 今の時代下駄なんて履くものが居たらいじめの対象になるかもしれないくらい異質な物である。

 普通に靴箱とでも言えばいいのだが……。

 そうだな、学校の物は下駄箱、家などの物は靴箱。そんな区別ができるのではないかと考えたりしている中、靴を履き替え、すぐ近くの階段まで行き上っていく。

 現在一段飛ばしというものを行っている。

 さっさと上って教室に行きたいものである。

 1階から踊り場、その踊り場から2階の階段は、偶数段であるのだ。

 一段飛ばしをすると、ぴったりと上りきれるのだが、何故そんなことを言ったか。

 2階から踊り場、その踊り場から3階の階段では、奇数段であるからだ。

 つまりは一段飛ばしをしていくと、1段余ってしまう。

 まあそんな下らないことまで気にしてしまうくらい学校というはつまらないものである。

 階段を途中で降り、廊下を歩く。

 教室まで辿りついたら、自分の椅子に座る。

 いや、家から持参してきたものではない。自分用の椅子といったら語弊は減るだろうか。

 まあそんなことはどうだっていいのだ。

 マイバッグの中から教科書や筆箱などを取り出し、机の上に置いておいてマイバッグをロッカーにしまう。

 ここでも筆箱という言葉に違和感がないことに、酷い違和感を覚えた。

 勿論、筆は持ってきてない。鉛筆である。

 いや、シャープペンシルが禁止されている訳ではないのだ。自分が好き好んで鉛筆を使っているのだが。

 筆なんて寺子屋かよ! と熟とそう思っている。

 そういえば寺子屋とは女性は通えなかったと聞く。

 今の世の中女性も平等に学習できることはすごく喜ばしいことだとは思うのだが、男の俺が言うには少々不本意だろうか。

 でも、俺が女性に生まれていたとして学習できていなかったとしたら、それは酷いことだと思う。

 というか、そもそも人間は、女性が通常種である。男性は亜種だ。

 なのに、昔の人々は力があるという理由で女性を賤しく思い、熟酷いものだと思う。

 女性は大切なのだ。人間は女性も男性も、どちらかが欠けていたらダメなのである。

 まあ、それはいい。

 だいぶ人が集まってきて、もう学活が始まりそうだ。

 因みに学活、正式名称学級活動とはホームルーム活動とほぼ同じのことである。

 前、小説などを読んでいてホームルーム活動などとよく見かけたことがあるのだが、それに近いものでは俺の学校では学級活動と通称してきたので、それらの違いはなんなのかと思い調べたことがある。

 学級活動とは、初等教育と前期中等教育で行われ、ホームルーム活動は後期中等教育で行われるという。

 というと、初等教育は小学校、前期中等教育は中学校、後期中等教育は高等学校といった模様である。

 だが、中学校、つまりは前期中等教育でもホームルーム活動は行われることもあるそうなので、とても曖昧なものだと思う。

 とはいえこの学校では学級活動である。それが浸透している中、急にホームルーム活動なんて言った日には周りからは変な目で見られることに相違ない。

 いつの間にか挨拶が済んでいて、担任が何かを喋っている。

 基本的に聞かなくても何とかなるだろ。という自堕落な性格だったのだが、それはまぁどうでもいいんだ。


 すると、突然だった。

 教室が淡く光りだした。

 だが、この様子に見覚え、いや遭遇はしたことはないが、思い当たる節があったのだ。

 それは何か? クラス転生である。

 そうだ、ご想像通りクラスのど真ん中を中心に魔方陣らしきものが現れたのだ。

 担任も生徒も共々驚いていて、皆戸惑いあたふたしている。

 勿論だ。現実じゃ起こるはずがないのだから。だが、今が現実である。

 丁度真ん中辺りに座っている俺は周りをぐるっと見渡す。

 クラス委員長を見るが、まあ彼らも一般人だ。他と同様に驚いている。

 ドアを開けようとしている者や、窓を開けようとしている者、パニックからか壁を壊そうとするものまでいるが、多分無駄だ。

 こういう時は、何か魔法的力がバリアを張っているのだろうと予想できる。

 まあいいんだ。俺には多分関係ない。他の人に合わせていればいいんだ。

 そう考えていると、不意に声が聞こえた。

 その声の正体も実にシンプルなものであった。難解なんかじゃない。

 神である。

 まあ、予想は出来ていた。これはよくあるテンプレ展開と呼ばれるものになりそうなのは承知しているから。

 その神によると、剣と魔法の世界でチート能力を獲得して魔王を倒す、といった模様であるらしい。

 魔王を倒す前にその世界で一番大きい国の姫が召喚するというのだが、三分の一程度しかその所へと行けないらしい。

 そこは会議して決めろというのだ。

 だが、クラスの中でこの状況に対応できていそうなのは、俺を含めると3人しかいなさそうである。

 一人が荻野(おぎの)、もう一人は夢川(ゆめがわ)

 そのどちらもテンプレ系を読破する人種であり、俺とは少々違うようだったが。

 まあ、そいつらは魔王討伐に活躍してくれるだろう。自堕落な性格でなければ。

 俺は異世界でも自堕落な生活を送りたい。

 でも、MMORPGを遊べなくなるというのは少々惜しい。というか凄く惜しい。

 ああ、やっぱり憂鬱に思えてきた。

 もう行きたくないなと思っていると、丁度荻野と夢川が騒ぎ出していた。

 それは、最近は真面目になってきた芸人、太陽の輝き池崎の叫び声かのようだ。

 五月蝿い。

 そう思うのだが、それきっかけで皆騒ぎ出してしまった。

 本当に五月蝿い。とても五月蝿い。ああ五月蝿い。

 お前らよホントに五月蝿いやめてくれ。

 しまった。川柳のようになってしまった。

 まあその位五月蝿いというのが伝わってくれたら幸いだが。

 それで、本当に暇だった。取り敢えず俺は、姫前召喚は望まないでおいたのだが、何か姫前召喚を望むものがあまりいなかった。

 ここは皆もっと立候補しろよとも言いたい所だが、言ってしまったら最後俺が姫前召喚されなければならなくなる。

 そんなん縛られ生活が待っているだけである。だから断固拒否だ。

 取り敢えず、俺は静かにして、持ってきたライトノベルを読んでいると、また神が喋りだした。

 彼によるともう召喚されるとのことで、チート能力は選べない。ということだった。

 そして教室はさらに光ってきた。眩しすぎる。ということで目を瞑ってみる。

 目の隙間に入り込む光が急に減ったなぁと思い目を開けてみると、真っ暗な空間にいた。

 少なくとも教室でも異世界でもなさそうである。

 だが、だんだん眠くなってくる気がする。おそらくなのだが、この感覚は死ぬ感覚と似ていると思う。とはいえそういうことは机上論を唱えることしかできないのだ。

 所謂まあ、想像である。

 だが、だんだんと落ちていく意識の中、俺はこの先どんな未来が待っているのだろうと僅かばかりの想像を捗らせていた。

 説明してない単語を突然使うことがあるよ!

 その時はコメントで教えてくれると、その単語の初出した話の前書きに書くよ!(多分)

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