マリンスノー 四人の女王と一人の優しい男のお話1
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春は誕生を宿し
夏は星達を宿し
秋は実りを宿し
冬は喪失を宿すと言われているこの世界では季節ごとにそれはきれいなお姫様が居たそうです。
しかし冬のお姫様は代々短命その季節が終わると死んでしまいます、しかしお姫様は死んでしまう事は怖くなかったそうです、なぜなら記憶がそのまま引き継がれて、楽しい記憶が残っているからです、
しかし今回は何故か記憶が引き継がれなかった冬のお姫様のお話の始まり始まり
冬の終わりに喧嘩した、その次の日に春が来て冬の女王は死んだ、冬の女王が死ぬことは分かっていても、喧嘩はせずにいられなかった、
彼女は自分が死ぬのは定めだと言った、
「自分が死なないと人が、動物が、植物が死に続けてします、だから私死ぬのです、そしてまた次にあなたと、出会いまた短い人生を過ごすのが好きなんです、」
「そんなのはおかしい、死ぬために生まれてくるそんなのは、おかしいそれこそ、春にしか生命は誕生しない、星空は夏にしか観れない、果物は秋しか取れないなんておかしい、もっとおかしいのは、冬の君だけが冬の期間しか生きられないなんておかしい、それなのに君は死ぬことを当たり前のように受け入れてる可笑しいじゃないか、こんなの」
「何んであなたが怒るのです私は怒ってないのに、これが私の役目だから仕方がないのです」
「仕方がないなんて言うなよ、君はまだ女の子なんだ、怖いとか死にたくないとか言ってくれたほうが、まだいい、それなのに君は君は、なんで受け入れているんだよ、残されていく身になってくれ、いつも君のいない季節僕がどんなふうに過ごしているのかを、君が君さえいれば僕は何でもいいだから周りなんて気にしないで過ごそうよその結果人間が滅びても仕方がないことだ、こんなことを決めた神が悪いんだ」
「、、そんな、そんなこと言わないでよ!私だって私だっていつもいつも、死にたいわけじゃないのよ、いつまでも君といたいでも、私が死なないとみんなまで死んでしまう、それこそあなただって死んでしまう、そんな世界で私は一人で生きられない、」
「、、、、、、」
「もう今日は帰ってあなたのこと見たくないは、」
そして次の日に春が来た、いつもは死ぬまで傍に居るのに今回は喧嘩別れした状態で死んでしまった、そして今年も冬が来る、やっと彼女に会える、彼女に謝れる。