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献身ヤンデレ①
「サイアク、ガム踏んだ」
ローファーを地面にこすっても、はがれない。
「ちょっとガム噛んだ奴のDNA検出して特定してを消してくる」
クラスメイトの矢田ケンくんはなぜか私によくしてくれる。
「待って、ちょっとってレベルじゃないよね規模がでかすぎる!!」
「本当は君の靴を汚したそいつにガムを踏ませてやりたいけど」
「ガムくらいでおこらなくても…」
とは言ったもののガムは取れない。
「やっぱり鑑定してもらおう」
「…」
止めるべきか、迷ってしまったがやはり止めた。