「バムとケロのにちようび」 島田ゆか作・絵
とてもキュートでユニークな絵本です。
自由奔放でかわいいケロに、そのお世話に手を焼かされているバム。
ある雨の日のにちようび、外からどろんこで帰ってきたケロちゃんに部屋を汚され、バムは掃除にお世話にもう大変!
母親のようなバムに感情移入してしまい、ケロちゃんの天真爛漫さに微笑んでしまうでしょう。
絵が細かい部分まで描き込まれていて、何度見ても飽きないです。この人が描くと、虫さえ可愛くなってしまう。
これはシリーズになっていて、他に、
「バムとケロのそらのたび」
「バムとケロのさむいあさ」
「バムとケロのおかいもの」
「バムとケロのもりのこや」
があります。あと、かばんうりのガラゴシリーズも素敵な絵本です。
どれも可愛くておもしろいんですが、実はこの絵本シリーズにはおはなし以外にもお楽しみが……。
ちいさなちいさな犬のヤメピや、三つの耳を持つ不思議な動物おじぎちゃんなどの隠れキャラが絵本のどこかにこっそりいたり、バムケロとガラゴのキャラクターがコラボしていたりと、ずっと見ていても飽きない遊び心満載の絵本なのです!
ちなみに私はヤメピが好きすぎて困ってます……(笑)