「真夏の夜のお供に」「お部屋を暗くするとなお良いね」※R15
申し訳ありませんが若干ホラー風味なので今回のみ15歳未満の方、残酷描写に抵抗のある方の閲覧をお控え下さい。飛ばしても次話のつながりに問題はありません。興味を持って頂いた方、ヌルいですがヤンデレ好きな方へ。
ガロン歴 シアンの月 新月の日
ハルはなんであんなに仕事が好きなんだろう。
俺の事も好きになって。
ガロン歴 シアンの月 雫の日
なんであんなに笑顔をふりまくんだろう。
ハルを閉じ込めたい。
ガロン歴 シアンの月 銅の日
ハルは仕事が好き。
わたしはハルが好きだ。
そういえばこうしてちゃんと好きだって書いた事なかった。
好き好き好き好き好き好き好き好きすき好きすき好きすき好きすきすきすきすしたい
好きだ スキ 好き スキだ 愛してる 大好き!
愛してる 愛して アイシテ愛してる ア イ シ テ ル
ガロン歴 シアンの月 暁の日
とじ こ め たい。
ガロン歴 シアンの月 たき火の日
す
き
ガロン歴 シアンの月 陸の日
夢を見た。おかしな夢だった。
ハルがわたしを好きだといった。
ガロン歴 シアンの月 半月の日
夜。ハルが薄い夜着のまま部屋に来てわたしを好きだといった。
うれしくなって部屋にとじこめて朝まで、昼も夜もその次の日もずっと抱きしめていた。
心もカラダも五感もぜんぶ、ひとつになった。うれしかった。
けれどハルは泣いていた。
部屋を出る必要ないのに出ようとするから手も足も落としてあげた。
わたし以外を見る必要ないのに空が見たいというから目をふさいであげた。
わたし以外の声も必要ないのに皆の声が聞きたいというから耳をふさいであげた。
わたし以外を呼ぶ必要ないのに皆の名を呼ぶから口もふさいであげた。
ハルから流れ出る紅くて綺麗な不思議とあたたかな果汁は甘くてとても美味しかった。
ぜんぶわたしだけのものになってくれた。幸せだとおもった。ハルもしあわせなんだと思った。
けれどハルは泣いていた。目もないのに泣いていた。
好きだといってくれたのに。
そんな夢を見た。また、おかしな夢だった。
目覚めた時私は汗でぐっしょりと濡れていて、飛び起きた瞬間涙が零れ落ちた。
当初はほのぼのと描くはずの初恋が何故かどんどんこじらせてしまいました。もっと抑えて次話とつなぐか最後まで悩みましたがウエサマの若気の至りという事で。




