4話 ヒカリの聖女
ザー
空瓶に水が溜まっている
ザー
ザー
———
「もーいいかい?」
「まーだだよ」
「もーいいかい?」
「にひひ♪まーだだよ♪」
「もーいいかい?」
「まーだだよ♪キャッキャ♪」
ガバッ!
ハァハァ
ドッドッド
呼吸と鼓動が乱れ汗びっしょりのマオ
マオ
「……」
パチッ…パチ…
焚火の向こうでフビンが火を見ている
マオ
「なんや~フビンちゃん、起きとったんか~」
フビン
「……。ああ、見張りのお前が寝てるからな」
マオ
「めんごめんご!かんにんしてや~!ちょいとお団子食べ過ぎて、横になって目を瞑り…いや、瞑想しながら見張ってたら…な!」
フビン
「……」
パチッ…パチン…
———
チュンチュンチュン…
ドドドドドドドドド
十字組局長 剛力の断頭のコンゴウ
「マーオすぅぅわーぁぁん!!」
ドカッ!
マオは笑顔でコンゴウのみぞおちを正確にクリーンヒット
マオ
「コンゴウさん。接近禁止命令…お忘れで?」
コンゴウは嬉し涙
コンゴウ
「マ、マオさん…、さすがっちです…顔面は目立つから、ボディボディですね……」
ガクッ
コンゴウは涙と満面の笑みでダウン
十字組一番隊隊長 世代最強の自然事後流美剣闘士ソウナ
「アハハ~!うけるっす!!マジパネェっす!!アハハ〜!」
ソウナは涙流して爆笑
ハットの麗しき悪魔の副長ドカタ
「…お前ら…朝っぱらからうるせーんだよ!日曜の子供かよ!規律を守れ規律を!ったく、コンゴウさん頼んますよ」
ドカタはパリッときゅうりをかじる
マオ
「さてさて、皆の衆、ぎょーさん食べたさかいに、そろそろ前線押し上げまっか〜!」
その一言でその場の全員の士気が上がる
その面構えは歴戦を乗り越えたそれである。
空瓶に溜まった水を飲み終えた鳥が羽ばたき上空へ
———
続く
———
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