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第三話:マジカル・ミニカル・テレポータ
俺は階段を登ろうとする。
「少し、、、、待ってくれないか?」
「どうしたんだ、校長?」
校長は服の内側をごそごそ探り、
何か大事そうに包んだ小箱を取り出す。
「これをあげようではないか。『マジカルミニカルテレポータ』を。」
「まじかる......なんて?」
「ほら。手を差し出すといい。」
「はい......」
その瞬間、掌に落ちてきたのは紫色に輝く円盤だった。
表面は滑らかで、触れると微かに熱を帯びている。
中心には歯車の紋章が刻まれ、ゆっくりと回転しているように見えた。
ゆっくりと、音を立てながら。
「使ってみるといい。」
「......どうやって?」
「天高く放り投げる。」
言われた通りにやってみる。
紫の物体を空高く放り投げる、、、、
瞬間、眩く光る。
「うおっ眩しっ!?」
「それでは、行ってくると良い。」
紫の円盤を放り投げた瞬間、空間がぐにゃりと歪んだ。
音が消え、視界が白に染まる。
次回もまた読んでね!




