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第七話:任務準備は完璧に

前回のあらすじ


武器買った

クエスト更新


完ッ!

 

 アッシュは歩いていた。防具屋では自分の意志で行動したい。


 そう思いながら俺は学園を散策する。


 ”遺物屋アヴァロン”


「遺物、、、ってなんだ?」

「随分大層な名前なんだな、、、、」


 俺はそうつぶやき、店に入る。


「や、久しぶりだね。アッシュ=インシネレートくん。」

「、、、誰?」

「あっはは、僕だよ、アーサー=ペンドラゴン。知らない?」

「へー、アーサー=ペンド、、、、、アーサー=ペンドラゴン!?」


 すごい英雄だろうけど、、、生憎俺はアーサー王伝説なんて知らない....ッ!


「ここは「遺物」(アーティファクト)を売ってるんだ。僕の選りすぐりの、ね。」

「へー。防具じゃないんだ、、、」


 少し見当違いだった。

 俺は適当にそこの商品を見て回り、

 その中でも一際光って見える遺物を発見する。


【”狐光の揺籃”】フォックスプリズナリー、、、、、?」


 毛皮の片方だけの手袋のような、蒼い揺らめきを宿した手袋。


「補助系遺物さ。僕に試してみるかい?」

「いや、大丈夫です、、、」

「説明は、、、、、実践するほうが早いね。」


 俺はそれを手に持ち、また他のものも探し始める。


「じゃあ、防護系遺物も選ぼうかな、、、、」


「ふんふんふーん♪」

「愉しそうだね、アッシュ=インシネレートくん?」

「そうだな、初めて見るものばっかりだからな。」


 その時、俺はとある商品をじっと見た。


「では、、、、」

「これだぁっ!!」



【”夢幻の島の果実(アヴァル)”】



「どっちとも買って1420SMだけど、、、、まぁ、友達料金で君の全財産で大丈夫だよ。」

「、、、、、ってぇっ!!全財産って、俺の財布の中身全部じゃないかぁっ!?」

「そうだよ。君の未来への投資だと思えば安いもんさ。」

「投資ってぇ、、、、、俺はパン食って生きたいだけなんだぞぉ、、、、、」

「パンより戦闘だよ、アッシュ=インシネレート。」


 そう言いながら、俺は全財産の2SMを手渡す。


 アーサーはにやりと笑いながら、【”狐光の揺籃”】と【”夢幻の島の果実”】を差し出す。


「、、、っ、なんだこれ、、、、、、、、」

「君が選んだんだ。君だけの遺物さ。」

「、、、、俺だけ、の、、、、?」


 財布の軽さと遺物の重さを同時に感じながら、俺は首飾りを受け取った。


「そういえば、月給って何円なんですか?、、、、ぁっ、、、、、、」


 口を滑らせた。めっちゃ失礼だ、、、、、


 アーサーは肩をすくめ、


「、、、、そういう事聞くの?大胆なんだね、君は、、、」

「まぁ、君が一生をかけても絶対に稼げないほど、、、かな?」


 俺が、、、一生をかけても、、っ、、、!?

 待てよ、盗賊時代の俺のお金が平均して月32SMだったから、、、って、あれ?盗賊時代の、って何だ?


 「あー、、休みたい、、、、」


 そういえば、俺はココに来てから「戦闘」「自己紹介」「押し売り」と、全く休めていないのだ。何時まで流されるのだろう。任務が終わってからはもう自分の意志で行動したい、、、

 やっぱり、俺は幸運だ。一人は楽だし、仲間にも恵まれている。なんだかんだ武器も強いし、割引してくれる”友人”もいる。

 そう、俺はなんだかんだ言って、この世界が好きみたいだ。まぁ、まだ1日しか体験してないけど、俺はこれからどんどん、ここ、、、、学園都市イリュージアそして、、、アルカディアを好きになるんだろう。

 俺を追い詰めたマイタキシンも、結局は俺にこの世界の危険性を体験させているのだから、いい人、、、なのか?


はぁ。まぁ、クエストに行くしかないか。


アッシュ=インシネレートくん!防具!防具は!!

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