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第5話   フロアボス・・・雑魚!?

水を放出し続けて、かれこれ5時間くらいたった。

少しお腹がすいてきたが、まだ大丈夫だろう。

そんなことより、今一番気になっていたことを確認しようと思う。

だって、5時間もの間、ダンジョンの中で水を放出し続けたんだぜ?

Lvが上がってもおかしくはない。


「ステータスオープン」




ルークLv142   スキル:『無限水筒』Lv6+




「!!!!?????」


確認してみると、俺のステータスがいろいろとおかしいことに気づく。

Lvが一気に141も上がるってありえなくない?

嫌でも、世界最難関のダンジョンである【深淵】のモンスターを倒したんだから、このくらいいくのかな?

ちなみに、世界で一番Lvが上がった人は、最大180まで行ったと言われている。

つまり、たったの5時間で世界のトップの領域に入ってしまったことになる。

でも、これからどうしよう?

ダンジョンは下へとつながっているからあんまり進むと自分も巻き込まれてしまうし………。


「そうだ!ステータスオープン」


あることに気づいた俺は、自身のステータスを確認し、スキルの+ボタンを押す。




ルークLv156    スキル:『無限水筒』Lv6+   



『無限水筒』

・自信の力量に関係なく水を無限に放出することができる。

・威力を調整することができる。

・自信が生み出した水の悪影響を受けない。

・Lv8開放

・Lv10解放



「や、やったーーーー!!」


これなら、窒息とか気にしないで先に進める!

俺はその勢いのまま、Lvアップして人間とは思えないほどのスピードで、ダンジョンを駆けていったのであった。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





「ついにここまで来てしまった」


俺が立っていたのは、とてつもなく大きい扉の前だった。

そして、この先にフロアボスがいる。

ダンジョンには、3種類のボスがいる。


エリアボス。

フロアボス。

ダンジョンボス。


それぞれに役割があるのだが、簡単に説明すると、エリアボスはそこらへんを徘徊していて、フロアボスはダンジョンボスがいるのとは違う層の扉の向こうにいて、ダンジョンボスは最後のフロアのボスである。


ダンジョンボスを倒すと地上に出ることができるのである。


「よし、気合いれてくか!」


といっても、俺は今水中にいるので、扉を開けた瞬間内部に水が入り、そのままフロアボスは死んじゃうんだけどね。


そして、俺が扉を勢いよく開けると、案の定水が中に入ってゆき、そのままフロアボスは死んだ。


すると、あら不思議。

階段が出てくるじゃないか。

そして、本来ならしばらく休憩してから行くのだが………俺は全く動いてなんてないし、勝手に水は流れていくので何もしなくていいのである。


「楽勝だな!」


俺はその勢いのまま先に進むのであった。

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