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『時空魔女大戦』 ―アヌンナキの秘宝争奪戦― 「何故か魔女試験にいるはずの無い、オトコが1人いるのですが!?」 =ここは男子禁制の魔女試験なので、“男の娘”にして誤魔化します=  作者: 井上 正太郎
第一章 何故か魔女試験にいるはずの無い、オトコが1人いるのですが!? ―ここは男子禁制の魔女試験なので、“男の娘”にして誤魔化します―
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47.テッカマン?

おはようございます!


暇つぶしにでも!

第47話

テッカマン?


 戦闘機を馬のように跨がり、レーザー工具で戦う。

 まさか、宇宙空間でこんなことをするとはな!

 

 一方、カチューシャは焦っていた!

 戦闘用の宇宙服にリモコン付きの戦闘機を用意し、通常の宇宙服に工具で闘う相手を仕留められない。

 相手は一発当たれば、アウトなはずた!

「奴は恐ろしくないのか?」


 最初は魔法壁で攻撃を防いでいたキーナだが、魔法壁に攻撃が当たらなくなってきた。

 

 何故だ?


 実は、戦闘機のコクピットに股がったのは、足でキャノピーを叩いて指示を出していたのだ。

 コクピット内部には空気がある様だ。


 そうこうしていると、ドッグファイトになりキーナの戦闘機がカチューシャの背後を取った時、そのまま、ガンポッドが火を吹いた。

 カチューシャの戦闘機に数発命中した。


 なんと、格闘戦しか頭になかったカチューシャとキーナだが、意外にも戦闘機の攻撃が決め手となった。


「畜生、撤収してやる。次は仕留めてやるぞ」と、カチューシャは亜空間へ消えていった。


「あぁ、何とかなったわ。パイロットはナイスだよ。しかし、戦闘用の宇宙服がいるわ、これは!」


 そうだ。

 この際、マイコー達に作ってもらおう。


 工具も銃剣に改造したら、良いのではないか?

 テッカマン※は、ランサーと鞭だったよな。

 鞭は、便利かも。

 

 ムーバーも欲しいよね。

 宇宙で放置されたくないし。

 そうそう、宇宙の騎士テッカマンは、最終回、宇宙で放置されて、どうなったんだろうね。

 やっぱり、死んだんだろうか?

 あぁ、ヤダヤダ!

 私は、しっかり帰りたいよ。


 画して、戦闘用宇宙服を作ることになりましたとさ!


 で、出来上がった戦闘用宇宙服は、ムーバーと、装甲、腰に電気を発生させるスペース、左腕には短距離用のレーザー銃が付けられた。


 だが!

 額から、手裏剣は出ないようだな。


 うーん、残念!

 ボルテッカーッ!?


 レーザー工具は、銃剣にしてもらった。

 型は、ドライゼ銃※をモデルに頼んだ。


 宇宙の騎士とまでは、行かないが、なかなかの出来ですな。


「時空の魔女が宇宙の騎士で、時空の騎士ですかな?」と、担当のウメダ博士が言った。

「いや、それ、テックメン※だからヤメテ!」


 




※宇宙の騎士テッカマン 竜の子プロダクション

 なんと打切りのため、主人公は宇宙空間に置いてけぼりという最終回を迎えた。

 しかも、サブタイトルは「勝利のテッカマン」と、打ち切りを皮肉っている。

 この企画で出来なかったことを、宇宙の騎士テッカマンブレードで再挑戦している。

 タツノコプロの意地を感じた。


※ドライゼ銃 我がドイツのボルトアクションライフルだ!


※時空の騎士テックメン

 いわゆる……

読んで頂き、

ありがとうございます。


まったねぇ!

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