『最高の絶望を描くことで、これ以上、底がないと知れたら』・・・『詩の群れ』から
『最高の絶望を描くことで、これ以上、底がないと知れたら』・・・『詩の群れ』から
㈠
当たり前のことを、当たり前に出来ることが、幸せだと知ったら。
最高の絶望を描くことで、これ以上、底がないと知れたら。
㈡
復活と、比例して、どんどん体力が減少していく、現象。
不確かに、うかうかして、本質の正体を忘れるまで、自分が知れたら。
㈢
考え過ぎは、ペシミストのすることだし、自分はそれを通り越した感情で。
憂鬱なる、危機的リズムに触発されて、死を怖がらなくなったら。
㈣
何れ、陽は登る、太陽が消えない限り。
そう思えば、最高の絶望を描くことで、これ以上、底がないと、知れるだろう。