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マネーキング  作者: もやし昆布
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居酒屋にて

 この日、龍馬は友人2人と計3人で夕飯を食べていた。

 なぜ急に友人と夕飯を食べることになったかと言うと、実は2,3日前にすでに注文した自転車が届いていた。

 しかし龍馬は自転車が組み立てたまま来ると思っていたが実際は部品がバラバラに来た。

 龍馬はサッカーコートの建築にあたり、不動産などを訪れなければいけなかったからと言い訳していたが。

 もちろん自転車など組み立てたことがない為、どれほど時間がかかるかわからない。

 そこでこれまでいくらか自転車を組み立てたことがある小坂に相談するために龍馬が夕食会を企画した。

 そこで他にも誰か誘ったほうが楽しいだろうということでもう一人東山を誘ったのである。


「一昨日ぐらいに自転車来たんだけどさ~。

 最近忙しくて余裕がなかったのもあるんだけど結局全然組み立ててないんだよ~。」


 と龍馬が言うと、すかさず自転車好きの小坂が


「そんなことだろうと思った。龍馬はめんどくさがりだし。」


 そんなことを言われた龍馬であったが本当のことだから反論せずに不満げな表情をするだけだったが。

 小坂がそんな発言をすると・・・


「なら小坂、お前が組み立ててやったらいいんじゃないの?

 どうせ自転車を好きなんだから組み立てるのもすきだろ?」


「確かに普段なら喜んで組み立てるんだけどもうちょっとでテストだろ?

 しかも俺はお前らと違って成績がかなり悪いから今回勉強しないと留年するかもしれないんだろう。

 1年の学費って結構シャレにならんだろ?

 東山みたいにぼんぼんじゃあるまいし。」


「じゃあ仕方ないか。

 テスト終わったらまた頼むわ。」


 ちなみに東山がぼんぼんと小坂に言われていたが実はすごい人の息子である。

 父はあの大手電気メーカーであるSONYの社長である東山ひろしだ。

 実はこの時のSONYの業績はかなり悪い。

 スマホ事業もあまり成功しておらず家電も思うように売れていなかった。

 そんなときに社長になったのが東山の父だ。

 ここから確実に会社は回復していって10年後には全盛期を超えるほどの成長をみせる。

 前世の知識を知ってる龍馬はいま買収するチャンスと言うのはわかっているのが必ずしも前世で世に出てた情報が必ず正しいとゆうわけではないので家族と言う枠組みで社長に近い東山から正確な情報が聞き出せたらと言う思いで夕食会を企画した龍馬であった。


 そんなこんなで話していた3人であったが不意に東山が龍馬と小坂に恋愛事情について聞いていた。


「そういや、龍馬はイケメンなのにまだ彼女できたことないの?」


「いなくて悪かったな。」


 東山に対して自分の痛いところを突いてきたのでつい少しきつい言葉で返事する龍馬。

 そんなすぐに態度が変わればそれがほんとのことと言ってるようなものなのだが。

 それにきずいた東山は笑いながら龍馬に話しかけていく。


「そんなに怒んなって。

 でもはなさんとうまくいってるポイじゃないか。」


 それを聞いた龍馬はすぐ顔を赤らめてこう答えた。


「確かにそこそこうまくいってるような気はしてるよ。」


 ここで下手にごまかしたとしても東山に口で勝てるとは到底思わなかったから潔く言った龍馬であった。

 ここで今まで黙っていた小坂が


「うらやましいな~。

 あんなに性格がよくて美人に好かれるなんて。

 龍馬じゃなかったら奪いに行ってたぜ~。」


 小坂はそんなことを言ってるのでてっきり持てる男と勘違いしてしまうが実際は全然モテない。


「確かにきれいだな。多分俺らが見た感じでは両想いっぽいから告っちまえよ。」


 東山の言う通りはなと龍馬が両想いと言うことは学年の全員がおもっていたことだが。

 なぜクラスじゃなくてかなり人数が多い大学の学年で二人のうわさがされているかと言うと二人とも美形で目立つので有名だからだ。

 そんな感じで話していた3人であったがお酒が少し回ってきたのか不意に東山が真剣な表情で話し始めた。

 


  

 


 



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