十九話 特に何もない時間
どうも一人でパソコンを前にうんうんと唸っていたムニエルです。
今回はだいぶというかめっちゃ短いです。
少しスランプ状態なので更新が遅くなるかもしれません。
こっちの都合で申し訳ない。
……自分こんなこと言ってばっかりですね。
「え?! シロさんってSランクだったんですか?!」
「そうよ。貴方はAランクなのね。なんでSランクに上がらないの?」
「そんな簡単に上がれたら苦労しませんって。シロさんはどれくらいのスピードでSランクになったんですか?」
「一年くらいかしら。簡単だったわ」
「はや! え、どんなことに気を付けたんですか! 教えてください先輩!」
「どんなことって言われても……。確か……」
……目の前を歩く二人組の女子から楽しそうな話声が聞こえてくる。
もちろん怪物とチビの声だ。
あいつらいつの間に仲良くなったんだ?
「なあ?」
「痛い! 痛い! 俺の肩をつぶす気か! 逃げたことについては謝ったろ! 許してくれよ!」
「やめてあげてくださいロクさん! 僕達だって怖かったんですよ!」
「うむ」
俺は横を歩いているワークの肩を握り潰すつもりで力を籠める。
こいつら逃げたふりして物陰から俺達の様子を見てやがったんだ。
シロに殴られて吹っ飛んだ場所にこいつらが居た。
マジでミンチにしてやろうかと思ったね。
「でもまあ今回は許してやるよ。次逃げたら肉団子にするがな」
「許してくれたんならこの手を離してくれって!」
「ああ! ワークの肩が変形していく!」
「……見てられないな」
なんかギルドに着いた。
「シロ、なんでギルドにきたんだ? 用事あんの?」
「ちょっとマスにね。少し待ってて」
そういうとシロは一人でギルドの中へ入っていく。
「……私達はどうしてればいいんでしょうか」
「待っとけって言われたろ。そこら辺のベンチに座って待っとこうぜ」
シロに逆らわずにを合言葉にしとけ。
俺は近くにあるベンチに腰をかけようと……って、あ。
「おいワーク」
「ん?」
「お前キメラの場所の情報収集したのか?」
「あ」
あ、ってお前……。
「おふくろさんが可哀想だろ」
「いやー、すまんすまん。シロさんのインパクトが強すぎて忘れてたわ」
まあ石化病は進行するのが遅いからな。
ちょっと余裕な部分もあったんだろう。
「じゃあちょっとシロさんが帰ってくるまで俺達は情報収集してくるわ」
「ではまた」
「うむ」
「おう」
ワーク三兄弟は俺達に手を振ると人混みへと走り出す。
……あいつら三人で一斉にいったら人混みにもまれてばらばらになりそうだけど大丈夫か?
俺がワーク三兄弟をバカを見る目で見ていると横に座ったライが俺をつついてきた。
「なんだ?」
「暇なのでしりとりでもしません?」
「……別にいいぞ」
すぐに飽きると思うけどな。
書いてて思ったんですけど十九話中身なさすぎですね。




