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続・原発震災日誌  作者: 山口和朗
43/77

絶望主義における家族及び私有財産の起源

続 原発震災日誌43


底流と言う流れは、絶望を見据えて、それでも尚希望を見失わない、人間への愛に信頼を寄せた流れである、歌手に、詩人に、文化人に、絶望を見据えているか否かが、そして希望を持っているか否かが判断の基準になる、韓国の民主運動の中に、その歌や詩の行動の中にそれらを見た、キム・ミンギ等の、


子らは、理想や夢を信じることなく、今という、自分という生身だけを信じて生きてきた、私の言う理想や希望を聞きはするが、可能とは信じず、自らを生きてきた、これが今の絶望の世界にとって私の救いである、彼等絶望からの出発をしていたのだった、

続 原発震災日誌43


底流と言う流れは、絶望を見据えて、それでも尚希望を見失わない、人間への愛に信頼を寄せた流れである、歌手に、詩人に、文化人に、絶望を見据えているか否かが、そして希望を持っているか否かが判断の基準になる、韓国の民主運動の中に、その歌や詩の行動の中にそれらを見た、キム・ミンギ等の、


子らは、理想や夢を信じることなく、今という、自分という生身だけを信じて生きてきた、私の言う理想や希望を聞きはするが、可能とは信じず、自らを生きてきた、これが今の絶望の世界にとって私の救いである、彼等絶望からの出発をしていたのだった、


希望的実存主義と、絶望的実存主義の違い、新たなる価値観を提出が、希望的か、絶望的かによって、実存の捉え方が違ってくる、一人としての、孤としての、意識体としての実存とは、絶望を背景にするものであった、リルケ的ではない、21C的な実存の形であった、

カフカの、信仰を人間の矛盾の中に、希望を絶望の中に、生きることを死の中に、


元宮城県知事の男がATL白血病から3年して言っていた、「癌になったからといって、何も変わりはない、自分に人生観などと言うものはなかったし、遣りたいことも、遣り残したこともなかったから」と、今日本人の多くがこの男のように思える、原発がとんでもないことになっているのに、汚染水を止める、その前にやるべき手当てをする、被曝させないための手を打つ、再びの事故の無いように対策を採る、否、即原発を止め、廃炉作業に入るべきなのに、手抜き、対処療法、隠蔽、原発の輸出、再稼動と、何も変わらないとはこういうことであるのだ、何も変わらない国を許す国民ということ、余命3ケ月の花嫁がお似合いか、数年以内に大震災が、再びの原発震災に見舞われたとしても、何も変わらないと、元々自分の国ではなかったからと、私と言えど彼らとさして変わらず、ニーチェの馬のような、そんな日常が、虚無が、絶食が絶望への答えのような、それでも、世界は動いているのだろうが、


絶望主義における家族及び私有財産の起源


家族の起源が150万年前の足跡から推測されているのだが、そして私有財産の起源がわずか数千年前くらいであろうと、そして氏族を構成し、その氏族に変わる国家が形成されたのだと、エンゲルスは原始共産制を発見し、未来においての共産制へと人類は進むだろうとの、人の理想として共産主義をとらえ、しかし、核汚染の絶望的地球においては、絶望的情況がために共産主義を取らさざるを得なくなるのだった、家族で守れなくなった社会は、共同体を作らざるをえなくなり、その共同体を守れなくなった、また必要でなくなった国家は消滅せざるを得ず、かつての氏族共同体とは違った、また地域共同体とも違った、自由な、群婚の、人類の生存をかけた共同体を作らざるを得なくなるのだった、70億が10億、1億人と、10世代もしないで減少していく人口のもと、人は必然的に構成員を増やすための方法をとらざるを得なくなる、生産手段や、剰余価値、私的所有の富の集中などの矛盾が原因ではなく、矛盾の主体の消滅が矛盾を消滅させるのだった、生存と言う前提の喪失がそうさせるのだった、


絶望主義的ヒューマニズム


西田と三木の対話~西田は歴史としての、全体としての個人を説き、いずれもニーチェ批判、個人主義批判のヒューマニズム論、マルクスしかり、ヘーゲルしかり、神に対する、人間としてのヒューマニズム、神も人間も大衆も、対立でも何でもない、私対世界としての観点はない、個としての絶望をとらえてはいない、まして人類が絶滅の危機にある中でのヒューマニズムなど、

人類は理想の名のもと、正義、平和の名のもとに戦ってきた、階級闘争といえど、絶望が故に戦うのだが、その先には理想を見据え、求め生存をかけた背景がある、しかし、絶望主義とは、それら生存を抹殺しようとする、敵という存在さえも無化させる背景があるのだった、殺す方もいずれ自らも死滅するという感情は、殺される方に共感し、殺す意味を失い、殺される方も、いずれ彼等も死滅するという共感を持ち、右の頬を打たれたら、左の頬も打たれよと、自らの欲することを人に与えよと、汝の敵を愛せよが自然裡となるのだった、2.3年以内に大地震が来ると予想され、が、その中を人々は人生を楽しんでいる、私はそれらを見て楽しんでいる、これが絶望主義の視点であるのだった、


癌患者の辞世


ちこちこのあの元気も最後は欝、絶望感にとらわれ孤独へと、最後まで医者を務めたあの女医も、私の知る友人、知人も、最後は絶望へと、彼等、笑って死んでいくには、死後の意味の考察が乏しかった、死を、いつ死んでもいいかと、待ち受け、孤独と独自を生きては居なかった、どこまでも社会と世界を生き、私を生きることがなかった、私と社会、私と世界、私の意味における世界ではなかったのだった、社会は、世間は、集団的な人生にしか過ぎない、人生とは世界がどうであろうと、一個の人間の世界であることの、私はこの世界を死の直前まで噛みしめ続けようと、ただ核問題は執念のように考え続け、


永遠の一瞬


やはり存在は、その生命は、永遠の一瞬の理解によって解くものであった、存在が、空間が、時間が、全てのものが永遠であることは想像できる、何故なら、永遠でないとするなら、その断たれた後は何が存在するかとなる、現象が瞬間的であっても、存在は、無限、永遠でなかったら、説明、納得が出来ない、全ては無限、永遠に、繰り返されるから存在しているのだとの、この永遠を神に置き換えようが、何しようが、人間と言う現象が理解可能なことは、存在と言うものが、永遠であるということによる、ただ個人においては、自分は永遠ではないと考えてしまうところの自分での、永劫回帰の理解、キリスト者が、私は死ぬのは少しも怖くないと、天国にいくのだから、イエス様に会えるのだからと、自らを永遠なる存在と考えへ、信じ、無神論者が永遠と一瞬を考えるのはそれに似る、永遠への認識が、神の認識へと、そしてニーチェの私が神への視点も、永遠への認識が背景にあってのこと、永遠という認識に身を負かす視点、それが宗教であり、人の希望で在るのだった、


憲法改正して何をやりたいのか、戦争が出来る国、自立した国と、消費税増税して何をしたいのか、赤字予算を解消したい、国政のやりくりを楽にしたい、TPPに加入して何をやりたいのか、米国企業と組んで私腹を肥やしたい、それでどうするの、権力や、地位や、財力がついて、それが一体何なの、人間の目的や意味なの、核という絶望は、それら一切を無化し、劫罰をもって応えるであろう、人生とは、人の意味とは、それら一切と関係のないところの、時の価値、意味であるのだから、


サッカーが少しも楽しめなくなっているのは、勝負や日本というものへの嫌悪の感情があるため、3.11とはほんとうに癌の転移のように日常を支配しているのだった、頬に張り付いた癌のように、


山本太郎が三宅洋平が、自分の言葉で選挙を戦っている、俳優が、ミュージシャンが政治と自分、政治と職業、政治と人生を一体のものとして捉え行動を始めている、かつての私の二律背反、組織と個人、政治と文学の乖離を彼等は埋めている、矛盾論ではない、弁証法ではない、一体の人生そのものとして、これが絶望に勝つ唯一の方法、新しき人間の姿であるのだった、生活を懸けた、人生を懸けた闘い、放射能にも、抑圧にも、絶望にも打ち勝つ、絶望の中でも輝く光、生き方であるのだった、

無関心と無知という、世界が異星人の存在のような、この世界へのアンチテーゼとしてのカミュ、これらを超える思想が絶望主義であるのだった、理想を否定された人類、絶滅へのカウントダウン、これがあらゆる現代に未だ残る理想の幻想の、無知、無関心を超えさせていくのだった、

核戦争が起きて欲しい、原発が再度爆発して欲しいと、本心考える絶望主義の人間群の発生、これがカミュの反抗をアンチテーゼで表現する世界、太陽がまぶしかったから殺したという意味への、無意味の答え、これが真の絶望主義であろう、いま世界はこの絶望主義の真っ只中に在るのだった、ここから何が始まるのか、何も生まれはしない、絶望は絶望なだけ、絶望とはそういうもの、存在の無であるのだから、SFが現実化されたとは、こういう世界であるのだった、一切の理想、希望を剥ぎ取られた世界、存在だけの世界、今が最後の時であるのだった、人間という生物進化の最後の時であるのだった、

実存主義を絶望主義の視点から見直すこと、絶望と無、絶望主義開眼、絶望にいたる病、

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