入学式
神様…… あなたは何の為に…… 私に力を……
ゴツンッ!
「て、てめぇ! 俺様にぶつかるとはいい度胸だな!」
私は学校に向かう途中、柄の悪い男にぶつかってしまい、暴力を奮われそうになる。しかし私は……
「おやすみ〜」
その男を超能力で眠らせた。そう、言わずもがな私は超能力者。眠魔 透という名前で学生をしている。とはいえ、私が通っているのは一般の学校とは違い、超能力者のみが通える学校である。
眠魔 透[17・168・55・男・ピンク]
「おっはようございま〜す」
私は学校に着き、朝の挨拶をするが、返事はない。それもそうだ、この学校の生徒は私のみ。私は【ゴッドチルドレン】初の生徒なのだ。
ゴッドチルドレンとは超能力を持った子供達のみが通える唯一の学校である。
「1人しか居ないこの学校で一体、誰に挨拶をしているのですか? 眠魔透くん」
「学校に来たら挨拶するのが基本なんですよ〜。てか誰ですか?」
「城 大破。それが僕の名前、そして君の先生です」
城 大破[29・182・75・男・ブラック]
「先生? もしかして私をこの学校に呼んだのって」
「あ、それは違いますよ。眠魔くんをゴッドチルドレンに呼んだのは校長です。僕は眠魔くんの仮担任です」
そう、私は元々、一般の高校に通っていたのだが、超能力があるという理由で退学。そして新しい学校を探していた時に、ゴッドチルドレンに声をかけられたのだ。
「では早速ですが、眠魔くん。これから授業を始めますよ」
「は〜い。学ぶのは数学ですか? 国語ですか? それとも体育ですか? 私はどれが来ても平気ですよ〜」
「授業内容は、友達を作ろう、です」
「友達? でもこの学校の生徒、私しかいないんですよね?」
「はい、なのでこれから、ある超能力者の元へ向かいゴッドチルドレンへの勧誘をするのです」
神…… お前がくれた力のせいで…… 俺は今……
約30人のヤンキー達に囲まれている。
「てめぇが俺らの縄張りを荒らしてるって噂の超能力者だな」
ここ地獄町は柄の悪い男達が、常に縄張り争いをしている、非常に治安の悪い町だ。ここで俺は、ヤンキー達にボコられてる少年を超能力で助けたことがあった。恐らく、奴らが言っているのは、その時の事だろう。
「やるならこいよ。一瞬で蹴散らせてやるから」
「は? 舐めてっと潰すぞ、ガキがァ! お前ら行けぇぇええ!!」
俺の名前は刹那 風牙。狙った場所に一瞬の【暴風】を起こす事が出来る超能力だ。
刹那 風牙[18・174・64・男・グリーン]
バタッ…… ドスッ……
先程まで約30人いたヤンキー達はリーダーらしき奴を残して全員、暴風で壁に叩きつけられ、気を失った。
「ば、化け物めぇ…… お、お前だけ、ず、ずるいぞ! 俺だって、超能力さえあれば…… お前なんか……」
「別に望んで手に入れたわけじゃない。勝手に与えられたんだ」
「そう、神様が一方的に与えた力です」
「!? お、お前は…… 今朝、俺様にぶつかってきたガキ……」
リーダーらしき奴の横に突如現れた、眠魔透。
「あ〜、今朝の柄の悪い男ですか。ではもう一度で眠ってください。おやすみ〜」
「眠った……!? お前も超能力者か……」
「お前もって事は…… やはりあなたが例の超能力者ですね。私はあなたを勧誘しに来ました」
「勧誘……? 一体どこに?」
「超能力を持った子供達のみが通える唯一の学校…… ゴッドチルドレンにです!」
その後、私はあっさり断られ、学校に戻った。
「俺は学校になんて通わない。自由に生きたいんだ。などと言ってましたよ〜」
「んー、困りましたねぇ…… 彼は入ってくれると勝手に信じていたのですが…… 校長に相談ですかね」
「そういえば私、まだ校長先生に会ってないです〜」
「では眠魔くんも一緒に行きましょうか、校長室へ」
俺はこの前まで、一般の学校に通っていて、仲良い奴らと毎日のように遊びながら、暮らしていた。だが突然、俺に超能力が発生し、仲間たちを無意識に傷つけてしまった。俺はそれがトラウマになり、学校を退学した。
今は力を制御できているが、またいつ暴走するか分からない。だから、俺は学校になんて通いたくない。自由に生きていたい。もう、誰も傷つけたくない。
トコトコトコトコ……
「そういえば、大破先生の超能力ってなんですか〜?」
「僕の超能力は【破裂】です。触れた物を破裂させられます」
「恐いですね…… 私の【睡魔】が可愛く思えます」
私の超能力の睡魔も大破先生同様、触れた相手を眠らせることが出来るが、攻撃手段がないのが唯一の欠点。パートナーが必要だったりする。
「さて着きましたよ。校長室です」
コンコン…… 失礼します。
「やあ、来てくれたか。透」
私は校長室に着き、校長先生と初めて会うことが出来た。
「あなたが私をこの学校に呼んで下さった校長先生ですね」
「停止峰 要だ。よろしく」
停止峰 要[32・162・50・女・レッド]
「どうも、眠魔透です」
校長先生って女性だったんだ。
「校長、刹那風牙くんの勧誘に失敗しました」
「そうか、やはり堅いな。ではその件、我が引き受けよう」
刹那風牙…… 彼は学校や人間関係を深く怖がっている。ゴッドチルドレンは超能力で人助けをする学校として創った。その事をもっとしっかり説明すれば、彼もきっと来てくれるはずだ。
「校長先生、改めてゴッドチルドレンに誘っていただきありがとうございます。おかげで楽しい学校生活が送れそうです」
「より楽しい学校生活を送るにはまず友達を作ろうな、透。というわけで刹那風牙のところへ今一度、出発だ」
ゴッドチルドレンは超能力で人助けをする学校。私はそう聞いて、この学校に入った。ここなら超能力の真実を知ることが出来るかもしれない。
ボコッ…… バコッ……
「い、痛い…… や、辞めて……」
「ねぇねぇねぇ…… 君が僕らの縄張りに勝手に入ってきたんでしょ? ねぇねぇねぇ…… 悪いのは君だよねぇ……?」
「ち、違う…… 僕はただ……」
「そこら辺にしとけ。ヤンキー達。少年1人に熱くなりすぎだろ」
俺は地獄町で少年がヤンキー達にボコられている現場に遭遇した。そして、何となく助けたいと思った。ほんと何となくだ。
「えぇ…… 誰ですか君…… まさかのヒーロー気取りですか……?」
「別にそんなんじゃない。ただ助けたいと思った。助けるのに理由なんて必要ない」
「そうですか…… なら君も排除対象です…… お前らやっておしまい!!」
少年をふっ飛ばさないように…… ヤンキー達だけを狙って……
バタッ…… ドサッ……
刹那風牙の暴風がヤンキー達の足を浮かし、空へと飛ばした。そして、約20メートルある高さから、ヤンキー達がゴミのように降ってきた。
ギリギリ死なない程度、最悪でも全身骨折くらいか。
「おい、少年。大丈夫か?」
「あ、あの…… あ、あ、え、あ、うわぁぁぁぁああああ」
「お、おい、何も走って逃げなくても…… 超能力者は助けても化け物扱いってか……」
俺はあの時、少年を助けたが、走って逃げられてしまった。てかあの時のあの少年、何か持ってたような…… 気のせいか?
「超能力で人助けをしてみる気はないか?」
「したところで化け物扱い、もう既に経験済みだ。てか誰?」
「先程ゴッドチルドレンから1人の生徒が来たであろう」
「あー来た。でも勧誘断ったらすぐいなくなったけどな」
「我はその学校、ゴッドチルドレンの校長の停止峰要という者だ。我は今一度、風牙を勧誘しに来たのだ」
風牙って…… いきなり名前呼び…… まあわざわざ俺を狙って勧誘しに来てる時点で、俺の情報は明らかなんだろうな。
「一体どうしてそこまで俺に執着するのかな。校長先生さん」
「この世界を救うには優秀な人材が要る。その1人に風牙を選んだ」
世界を救うって…… 規模でかすぎ…… 単なる人助けだろ……
「断る。俺には孤独で十分だ」
「まあ、その反応は想定内。やはり作戦執行だ、透」
作戦……? どんなことをしたって俺は……
「了解です。来てください〜カイくん」
おいおいおい…… まさかの子供かよ…… 一体なにをするつもり……
「あ、あ、あの…… あの時は助けてくれてありがとう……! 超能力のお兄ちゃん……!」
「ってお前は…… あの時のあの少年……!? なんでここに……」
僕の名前は幻視 界。
幻視 界[10・145・38・男・パープル]
あの時、ママが急に倒れちゃってお薬を買って帰る途中だったの。でも怖い人達に襲われて…… そんな時に超能力のお兄ちゃんが助けてくれたの! だけど僕はママが心配で急いでて、お礼も言わずに帰ってきちゃったの。
「と言うわけだ、風牙。カイは別にお前を化け物扱いして逃げたわけではない」
はっ……!? あの時、何か持ってたような気がしたけど…… あれは薬だったのか……
「そ、それと超能力のお兄ちゃん。あ、あの時、少し遅れたらママは危なかったって言ってたの。だ、だから、本当に本当にありがとう……!」
「そ、そうだったのか……」
「つまり助けても化け物扱いされたと思っていたのが、実はカイとその母までも救っていた。この真実を聞いてもまだゴッドチルドレンへの勧誘を断るか? 風牙よ」
「分かった、じゃあ条件がある。俺は超能力が発生した時、無意識に周りを傷つけたことがある」
「怖いですね〜」
「でもそんな事、もう二度と繰り返したくない。だからもし俺の超能力が暴走したら、殺してでも止めて欲しい。そして、暴走した俺を止めれるほどの実力があるかどうかを今、試させてくれ!」
「それがゴッドチルドレンに入る為の条件というわけだ」
「あーそうだ。だから俺は今から無理やり超能力を暴走させる。もし校長先生さんが俺を止めたらゴッドチルドレンに入るで決まりだ」
「よろしい…… では来い! 風牙!」
「カイくん、ここは危ないから帰りましょう。お家まで送りますよ」
「う、うん! ありがとうお兄ちゃん!」
刹那風牙の超能力は暴風。我の手にかかれば…… 無能も同然!
「!? ど、どういうことだ…… 超能力が使えない…… てかそもそも…… 体を動かすことすら出来ない…… これは……」
「我の超能力は【行動不能】。目で見た物や人の行動を不能にする。これで我の勝ちだ。入学おめでとう、風牙よ」
「おいおい、まじかよ……!? そんなのあり……!? こりゃゴッドチルドレンは安泰だな…… ははっ」
これでゴッドチルドレンの生徒は眠魔透、刹那風牙の2人となる…… はずだった。しかしこの後、誰も予想しなかった、まさかの展開が起こる。
「刹那風牙を見事説得、流石です、要様」
「当たり前だ。それと学校でその呼び名は禁じたはずだろ、大破」
「あ、そうでしたね。すみません、2人きりだとつい癖で」
我、停止峰要とその友、城大破はゴッドチルドレンが創られる前からの知り合いで、共に超能力で沢山の人々を救ってきた。しかし我と大破、2人きりでは限界があった。そこで、より多くの人を救うべく、ゴッドチルドレンを設立した。
しかし、救う者もいれば奪う者もいるのが、世の原理。つまり我々、人を救うゴッドチルドレンがいる反面、一般の人間に恨みを持ち、一般の人間への復讐を企む、悪の超能力者もいる。我らゴッドチルドレンはいつか必ず、その様な悪と戦う時が来る。その為に勢力の拡大が必須であった。
「せ、先生ー!! た、大変です!!」
「透、帰ったか。どうしたそんなに慌てて」
「か、カイくんに…… カイくんに超能力が発生しました!!」
私は校長先生と刹那風牙がゴッドチルドレンの入学を賭けて、勝負をしていた時に、カイくんを家まで送っていた。しかし、その途中カイくんに異変が起き、直後カイくんが大量に増えた。私は、何かしらの超能力が発生したんだと思い、咄嗟に超能力で眠らせ、ゴッドチルドレンに連れて来た。
「その少年は誰ですか?」
「刹那風牙の説得に協力してもらったカイという者だ」
「そうでしたか…… 眠魔くん。この少年の超能力は何か分かりますか?」
「超能力が発生した時、カイくんが大量に増えたので、分身とかかと」
「とりあえず、目が覚めるまではゴッドチルドレンで預かろう。超能力が何かもわからない状態で帰すのは非常に危険だ。透、君の睡魔はどれくらいで起きる?」
「ランダムですが、短くて3時間、長くて15時間辺りです」
「了解、では付き添い人として透は今日、学校に残ってくれ。そして我と大破も学校に残る。もし起きたら知らせてくれ」
「分かりました〜」
「断る余地の無い時間外労働ですね…… 了解です……」
そして翌日の朝9時頃。
お兄ちゃん…… お兄ちゃん…… お兄ちゃん……
「んー…… ん、ん、ん……」
お兄ちゃん……! お兄ちゃん……! お兄ちゃん……!
「んー…… ん? カイくん? どうしてここに…… あ!? 起きたんですね!」
「ん? 起きたのはお兄ちゃんでしょ?」
「あー…… 私、寝ちゃってましたか。これはうっかりですね」
起きたらすぐ報告できる様、寝ずにカイくんを見守るつもりでしたが、私の疲労が思った以上に溜まっていたようですね。ではカイくんも私も起きたことですし、校長先生に報告を。
「カイくん、私は少しだけ出てくるので、ちょっと待っていてください」
「分かった!」
私は校長室へ行き、校長先生にカイくんが起きたことを報告した。校長先生には「すぐ行くから先に戻っていてくれ」と言われ、私はカイくんの元へ戻った。
「カイく〜ん、戻りましたよ…… って、えっ!? なにこれ……」
私は目を疑った。何故ならそこに絶対あるはずのない、刃物や銃などが大量に散らばっていたからだ。しかし、カイくんに異常は見られない。
「やはり超能力が…… カイくん、大丈夫ですか?」
「お兄ちゃん、なんか僕、作れるの」
その瞬間、先程まで大量に散らばっていたはずの刃物や銃が消え、見知らぬ人間達が現れた。
「これは…… 分身なんかじゃないですね……」
「【幻】よ」
何者かの声が聞こえたと同時に、見知らぬ人間達の姿が消えた。声がした方へ振り返るとそこには、校長先生と知らない女の姿があった。
「透、大丈夫か」
「私は大丈夫ですけど、カイくんは?」
「安心しろ、我が超能力で行動不能にした。これでとりあえず落ち着くはずだ」
カイくんの超能力の暴走は校長先生のおかげで何とか収まった。
「ぼ、僕、どうしちゃったの……」
「超能力よ。幻っていう。どう嬉しい?」
「僕に…… 超能力…… うん! 嬉しい!」
「あらほんと? それは良かったわね。僕ちゃん」
カイくんが知らない女と会話をして、超能力の発生を喜んでいる?
「校長先生、あの女の人は誰ですか? それとカイくんの超能力が幻って一体……」
「彼女は読解 楽々。ゴッドチルドレンの教師の1人だ。そして楽々の超能力は【理解】。頭で考えた物事は何でも理解できる。つまり楽々はカイの超能力を理解したのだ」
読解 楽々[22・170・57・女・ピンク]
そして透や風牙、カイの情報を詳しく教えてくれてたのも楽々。彼女のおかげでゴッドチルドレンに透や風牙を呼ぶことが出来た。
「カイくん、超能力が嬉しいってなんで?」
「だって僕もお兄ちゃん達みたいにかっこよくなれる! 僕もお兄ちゃん達みたいに困ってる人を助けたいの!」
「じゃあ僕ちゃんもゴッドチルドレンに入ればいいじゃない。別にいいわよね? おばさん」
「え…… お、おば…… 楽々さん、校長先生をそんな呼び方したらまずいですよ…… 校長先生をおばさんなんて……」
「いいだろう。カイも風牙同様、今日からゴッドチルドレンに入学だ」
ゴッドチルドレンには生徒の年齢制限はない。だからカイのような小さい子供でも問題なく入る事は出来る。超能力さえあれば。
「それと透、楽々のそういう性格には慣れている。気にするな」
「そういう性格って…… 毒舌キャラ的な感じ……?」
「キャラじゃない。これが私の性格なの、寝坊助」
「え…… 寝坊助って私の事ですか……?!」
「そうよ。眠りの超能力だから寝坊助。どう、気に入った?」
眠りの超能力と言っても私自身が眠るわけじゃないんですけどね……
突如として発生した幻視界の超能力により、一時的パニックが起こったものの、眠魔透、停止峰要、読解楽々らの力によって、何とか収まった。そして急遽、幻視界はゴッドチルドレンに入学する事となり生徒は、眠魔透、刹那風牙、幻視界の3人となった。
トコトコトコトコ……
「あ、あの…… 城……さん、一体どこに向かって……?」
「校長の所です。風牙くんが学校に来たことを報告しに行きます」
俺はさっき学校に着き、人を探していたら城大破という先生に出会い「とりあえず着いてきてください」と言われ、今に至る。
「校長室にはいませんでしたね……」
ザワザワ…… ザワザワ……
「あ、なんかあっちから声聞こえますよ」
「見つけましたね。では向かいましょう」
声は近づくに連れて、どんどんと騒がしくなっていき、俺は校長先生の元へ着いた。
「あー!! 超能力のお兄ちゃんだ!! ねーねー!! 僕も超能力が使えるようになったの!!」
「ブフゥゥゥゥ……!!!! ちょ、超能力……!? どういうこと…… て、てか何で、あの時の少年がここに……? は、え、え?」
「おばさん、あのうるさい奴、誰?」
「ブフゥゥゥゥ……!!!! お、おばさん……!? 校長さんをおばさんって…… しかも俺をうるさい奴って…… 何だあの女……」
「風牙、来たか。それに大破、ご苦労だった」
俺は校長さんからあの少年、いや、カイが超能力を発生させ、ゴッドチルドレンに入学することになった事と、あの女がこの学校の先生だと言うことを聞いた。
そしてこれでゴッドチルドレンの全教師、全生徒が揃い、校長の停止峰要はゴッドチルドレンのトップとして、こう言い放った。
「これから我々は超能力で人を助ける、ヒーローの様な存在になっていく。共に協力し、共に助け合い、人々から栄誉を受ける様な、そんなゴッドチルドレンを創っていこう」
『 はいっ!!!!!! 』
こうしてゴッドチルドレンの伝説が始まった。
……………………
「超能力が存在否定の理由なら僕は全てを飲み込み奪い殺す」
登場キャラクターメモ
眠魔 透[17・168・55・男・ピンク・睡魔]
刹那 風牙[18・174・67・男・グリーン・暴風]
城 大破[29・182・75・男・ブラック・破裂]
停止峰 要[32・162・50・女・レッド・行動不能]
幻視 界[10・145・38・男・パープル・幻]
読解 楽々[22・170・57・女・ピンク・理解]