表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
血が大好きな男のVRMMORPG  作者: 血が苦手なフェンリル
一章 ゲームを始めよう
2/24

一話 親友のススメ

どうも…血が苦手なのに血が好きな主人公を書く変な作者とは私のことです。

自分がどれくらい血が苦手かと言いますと人が赤切れで血が出るじゃないですか?泣きそうになりますね。


ただね〜…自分の血は汚いなって思って逆に冷静に見れるんですよ。痛いのは嫌だけどね!


主人公は自分の血嫌いの真逆と自身の血は汚いって考え方を融合した人格になってもらいますw


そんな感じです!それではどぞー!

 

「はぁぁ…血が見たい…」


 どうも。友達にこんなセリフを言ったらドン引きされたにも関わらず反省せずまた言った俺は鵜飼(うかい)拓也(たくや)と言う高校一年生です。


 顔は平凡そのもの。キャー!カッコイー!と言われる生活とは無縁な人ですよ。まぁ?イケメンだと逆に困ることがある聞きますし?別に羨ましくなんかないですけどね?




「おい…またそんな事言ってんのかよ。冗談も程々にしとけよ?また引かれるぞ」


「冗談なわけないだろう?血は綺麗じゃないか!傷口から垂れ流れる一筋の血…人なら足にこうピーッとした切り傷から足先に向かって垂れるのがとても綺麗じゃないか!芸術的だ…」



 そう満面の笑み(他人が言うには悦楽とした表情らしいけどね、なんか色気が出るらしい)で力説していると「馬鹿だろお前…」とでも言いたげな呆れた表情でこちらを見るこいつは青木(あおき)利久(としひさ)だ。


 俺とは違ってちょっとしたイケメンな憎いやつだが性格は温厚でノリがいいしでよく俺とよく遊んでる。一緒にいてストレスとか全く無いしな!自分がたまにヘマした時とかフォローしてくれるし便利だしな!(大丈夫ちゃんとした親友だ)





「まぁそれは置いておいて、聞いた?新しいVRゲーム出るらしいぞ?お前もやってみねぇ?一緒に遊んでみたいんだが」


「VRゲームかぁ…やるなら血を見れて五感がちゃんと働くやつがいいなぁ」


「血を前提に置くかよ…まぁ安心しろ!今回のは今までと違って風が感じれるし料理を食べると味までわかるらしいぞ!今までに無い技術だよな!お前も満足するに違いない!」


「へぇ?そんなにいいんだ?それならやってみてもいいかもな」



 そう言いつつも買いに行くとかめんどくさいしそんなに好評なら予約したって買えるわけないしやらないけどな。


 ニコニコと人が良さそうな表情を浮かべておいたがこいつにはバレてそうだ。いやぁ流石親友!俺の性格を良くおわかりで!



「いや、お前そんなこと微塵も思ってないだろ?まぁ安心しろ?俺はβ版やってたからお前を特別に誘ってやれることが出来るのだ」


「は?そういう事なら先に言えよ!どうせ友達招待するとなんか特別なアイテム貰えるとかそんなのだろ?」


「ゲッ…バレてるのかよ。まぁ確かにそうなんだけどな、お前と遊びたいってのも嘘じゃないんだぜ?」



 へ、へぇ〜?俺と遊びたい?まぁ?それならいいかもしれないわね?(ツンデレ風)

だがなぁ…俺には一つ問題があるんだよな。



「まぁ…それなら遊んでやってもいいけど。でもVR機器が無…「それなら安心しろ!」いぞってはぁ?」


「拓也もうそろ誕生日だろ?早い誕生日プレゼントとしてお前にやるよ!」


「高ぇもんくれるなオイ?!お前の誕生日に高価なもんあげれる程お小遣い事情俺良くねぇからな?!」


「大丈夫だ。分かってるさ…」


「やめろ…可哀想な子を見るような目で俺の肩を叩くんじゃねぇ」



 初めからやらせる気満々じゃねぇかよ…しょうがなぁやってやるか。覚悟を決めたのが伝わったのか利久の顔がニコニコ笑顔に!好感度アップだやったね!


 本体持ってないことから分かるように俺はVRゲームをやった事がない。なんか精神をVR世界みたいなのに飛ばしてみんなでわちゃわちゃやるような感じらしいけどな。

 今回発表されたのはVRMMORPGで『World Adventure Online』ってやつだけど略してWAO?ワオ?なんか驚いてるやつみたいになっちまったw



「ゲームの事全然分かんないというかそもそも設定すら分からんから設定をうちにしに来てね旦那様♡」


「キモっwしてやるしてやるw機械音痴君には苦痛だもんねぇ?」


「んんん?なんか言ったかな?まぁよろしくな」





 そんな事があった放課後に家に利久とVR機器とソフトが到着した。行動はえーな。そのまま設定とか色々してってキャラクリエイトとかの注意を教えて貰ってあいつは帰ってった。


 詳しく言うと名前は本名そのままはやめておくこと(危ないんだとさ、それくらいは分かるっての!)後は髪の色とかちょっとは変えとけだとさ。

 何色にしようかなぁ…とは言っても日本人顔に金髪とか合う人と合わない人が存在するし、その中でも自分は似合わない人種だし変えるとしたら濃紺とかかなぁ…眼は赤色にしたいな!


 身長は変えられないらしいけどね、あと顔立ちも。そこまでは無理みたいだなぁ…そんな事すると現実に戻ってきた時に違和感で不調をきたすとかなんとからしい。



 あ!それよりも重要だったのがグロ表現OKにしてとかないと血が四角っぽいモザイクにすり替わるってことだ!言われた時先に言えよと言ったら先に言ったら名前とかその辺頭から抜け落ちるだろと言われた。その通りだから何も言えなかった。ぐすん。


 まぁゲームリリース日まで部屋圧迫するだけのお荷物なとなるんだがな。話聞いてみて面白そうだったし何気に楽しみだ。運命の日は今週の土曜日だ。


次回更新は2月29日です。

タイトルはキャラクリエイトになります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ