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SF作品

偽物


僕は珊瑚の欠片で出来た白い砂浜で眩しい太陽光を浴びながら波の音をBGMにサンオイルを塗った身体で寝そべっている。


隣で同じように砂浜に横たわっていた友人が声を掛けてきた。


「オイ! そろそろ時間だぞ」


「ああ、あと1~2分で終了だな、帰ろう」


此処は火星の地下にあるバーチャル空間。


眩しい太陽も海も波が打ち寄せる砂浜も全てコンピューターが作り出した偽物。


偽物と言っても、僕達が今体験していた砂浜なんて過去の記憶の中にしか存在しないけど。


母なる惑星地球を汚し尽くした結果、地球は人類の生存が困難になり月や火星に移住して生きながらえているのだから。



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