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4.境界戦線

 一通りの確認が住んでステータスメニューを閉じてみると、いつの間に移動したのかそこは戦闘チュートリアルの行われた草原ではなく、他のプレイヤーやNPCらしき人でごった返す城砦だった。


「ここは......」

『マスター、ここはアルフルの前線にある砦の1つです』


 成程、さっきまでのがインスタンスゾーンでのチュートリアルで、ここは他の同族プレイヤーもいる共用エリアのようだ。


 《膠着していた四国間の戦場に貴方達「魂剣師」という新たな存在が現れたことで、永く続いた戦争は転機を迎えました》

 《この世界で燻っていた戦火が今一度燃え盛ろうとしています》

 《終わりの見えない闘争の果てに、貴方と貴方の魂の剣が切り拓く道は────》


 《“境界戦線”に参加出来るようになりました》


 《戦争によって互いに力を削り合い疲弊した四国に、近年現れ始めた魂剣師達》

 《神に愛され、魂の剣の力を引き出す彼らは剣の加護によって傷付かず、戦が続く限り必ず戦場へ舞い戻ることが出来る彼らは、果たして何処を目指し、何処へ往くのか》


 《四国はお抱えの剣師団による代理戦争を、四国全ての国境に接する戦場で始めました》


 《其処は、人呼んで────「境界戦線」》


 《戦線に参加して多くの武功を挙げることで、貴方の魂とその剣はより高みへと昇るでしょう》

 《貴方の魂の輝きが、戦場に在って尚眩く輝きますよう────》


 《境界の戦線は常に変動しています》

 《一定毎に存在する敵陣の「城砦」まで戦線を上げることが出来れば“攻城戦”が発生します》

 《これに勝利し、敵の城砦を攻め落とすことが出来れば戦況を有利に傾けることが出来ます》

 《逆に、戦線が自陣の「城砦」にまで達すると“防衛戦”が発生します》

 《自陣城砦は戦線維持の要となります、死守しましょう》


 怒涛の情報量だったが、最後の「城砦」システムはβ版には無かったものだな。それ以外はβ版で一度聞いた記憶があった。

 この砦に来て真っ先に、果たしてβにこんな施設はあったかと、自分の記憶力を疑ってしまったが......それも杞憂だったようでよかった。

 ────さて、早速だが戦線に飛び込んでみようか。このゲームでは場数を踏まなければ決して強くはなれないのだ。物騒なようだが......実戦あるのみ!


 「往くぞ、アン」

 『Yes,マスター』


 「────もう一度、俺は戦場の「王」になるのさ」

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