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血染めの覇道  作者: 舞って!ふじわらしのぶ騎士!
王道 キン星山編 第一章 輝け!キン星山!
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第百二十八話 不死身の相撲軍人魂ッ‼の巻

何とか間に合ったぜ‼


いや全然間に合ってないけど、遅れてすいません。


次回は一月二十九日くらいに投稿したいぜ!応援よろしく‼


 その瞬間、ラーメン山の時が止まった。

 傷口から夥しい血が吹き出している自分の姿を第三者のように見ている。

 

 それはひどく現実離れした光景だった。

 

 ラーメン山はブロッケン山の様子が気になって相手の方に目を向ける。

 ブロッケン山は止めの一撃を決める為に飛び出した直後だった。

 そこで全てが止まっていたのだ。


 ラーメン山は故国を離れる前に老師山から伝授された最後の奥義”国士無双”の事を思い出す。

 老師山曰く集中力が極限まで研ぎ澄まされて時が静止したかのような状態になるという。


 ラーメン山はその時間が静止したかのような感覚の中で”気”を練った。

 利口ではない下策である。

 追撃を回避するか、迎撃の体勢を整えるのが最上の策というものだろう。

 だがラーメン山は由緒正しき相撲拳法の使い手としてそれをしない。


 (勝つだけならば幾らでも方法がある。しかし真の勝利とは己に勝つという事に他ならぬ。即ちたかだか一つの勝利をもぎ取る為に信条に叛く事などあり得ぬ‼)


 ブロッケン山は音もなく着実に接近する。

 この瞬間とき、彼の眼も止まった世界を見ていたのだ。


 ラーメン山の選択は正しかった。

 仮に彼が勝利の為の最上の策を採っていたならば死んでいただろう。

 ブロッケン山の”魔剣”はその名の通りこの世のありとあらゆるものを断つのだから。

 生半可な防御手段を使えば格好の餌食となってしまう。


 ラーメン山は息を整え、身体の中にある不純物を外に出してしまう。

 概念的な話となるが血液と気脈は密接な関係があり、どちらかに異常が現れれば”気功”は効力を失ってしまう。

 時が動き出した瞬間にラーメン山の傷口から一気に血が噴き出た。


 東ドイツ、中国の観客席から悲鳴が上がる。

 しかしラーメン山の同志たちは違った。


 「良し‼これで気脈は整ったぞ‼ラーメン山よ、お返しをしてやれ‼」


 玉王山は思わず両手の拳を握り締める。


 起死回生。


 ラーメン山は強敵たちとの激闘の中で幾度となく、その姿を見せてきたわけだが今ほど実感した事はない。

 文字通り、ラーメン山は力を取り戻したのだ。

 それが例え一時の、仮初の物であろうとも生死を賭けて戦ったラーメン山の同志たちは叫んだ。


 ブロッケン山は呟いた。


 「俺は奇跡なんか信じねえ。精神論もな」


 今日三度目の”魔剣”が妖しい輝きを放つ。


 「無駄だ、ブロッケン山。お前の攻撃は既に見切った」


 ラーメン山は目を閉じる。


 ”魔剣”とは文字通り”魔”を宿す剣であり、斬撃の軌道を目で覆うとすれば目くらましに遭ってしまう。

 先ほどの十字切りを食らってしまった理由もそこにある。

 先の話にも書いた事だが”線”ではない、”点”なのだ。

 線の内に入らぬように避ければ、ブロッケン山は起点の位置を修正して回避した方向を斬る。


 (刃物であれば到底無理な芸当だが、あれはブロッケン山の手だ。私とした事が、見事に騙された。手を武器のように使えば自在に動きを変えられる)


 刀剣ならば握っている為に斬撃の軌道を修正しようとすると、握りを外してしまう為に速度と威力が損なわれてしまう。

 だが素手の斬撃ならばどうか?通常と同等という事はないだろうが武器でやるよりもほとんど影響は出ないだろう。

 一撃必殺にして変幻自在、これが”魔剣”を”魔剣”たらしめる理由だった。

 

 相撲拳法の奥義を見せてやる。

 カラクリの仕組みを見破れば必ず打破し得る。


 ラーメン山は勝利を確信して笑った。

 彼の体内に残る血は少なくなっていたが、心は熱く燃えている。


 ブロッケン山は”ジークフリートの赤い魔剣”を構えた。

 そしてラーメン山の急所を卒塔婆折り、袈裟切り、籠手切りを連続で狙う。

 小技をチマチマと繰り出しているわけではない。

 最後には敵の心臓を捉える”くれないの魔蠍”という技だった。

 

 対してラーメン山は目を瞑ったままブロッケン山の猛攻を避け続けた。

 目に頼れば魔剣に幻惑される。

 敵の術中にいる以上、回避は不可能だろう。


 シッ。


 空気を穿つ小さな音、これこそがブロッケン山の攻撃の起点となる音だった。


 ラーメン山はそれを涼しい顔(普段とあまり変わりないような気もする)で避ける。

 ”点”の攻撃ゆえの弱点か、ブロッケン山の”魔剣”は効力を発揮する前に消えてしまった。


 (やはりな。接触から斬撃の発生までわずかなタイムラグが存在する…)


 ラーメン山は鋭い目でブロッケン山の指先を観察する。

 それは痙攣ではない、ほんの僅かな意図した動きの痕跡を発見した。


 (ご明察の通りだ、ラーメン山ちゃんよ。こいつは斬撃じゃねえ。より正確には指にひっかけて裂くっていう方が正しいんだ)


 ブロッケン山は自虐的な笑みを浮かべる


 魔剣は使用する度に術者から手の感覚と腕力を奪う技だった。

 その例としてブロッケン山の祖父である象林原ゾーリンゲンは老師山との戦いを引き分けた代償として腕の感覚を失ってしまった。

 たかが一つの勝利にそれほどの価値があるかどうかは当事者ではないブロッケン山にはわからない。

 しかし引退した象林原は自分の息子とヴァンツァー山に全てを託し、この世を去る。

 ブロッケン山の父は”魔剣”を習得するには至らず、世界相撲大戦で若い命を散らしてしまった。

 残されたブロッケン山は旧ドイツの相撲軍人として最先端の科学を取り入れたトレーニングを相撲軍人の養成所で受けた。

 根っからの相撲軍人だったブロッケン山は養成所で受けた非人間的なあつかいに関して意見するつもりはない。

 だがそんな数奇な生い立ちの彼にも一つだけ譲れない物がある。


 それは”魔剣”を受け継ぐ者としての魂だ。


 (俺がここで死ぬのは運命なのかもしれない。だが”魔剣”が敗北する事だけは何があっても認めるわけにはいかねえ)


 ブロッケン山は魔剣の練度をさらに高める。

 速度が増す。硬度が上がる。連続して空を切る手刀はラーメン山を土俵際に追い詰めた。


 「もう逃げられねえぜ、ラーメン山。こいつで終わりだ。紅の魔蠍ッ‼」


 ついにブロッケン山の技が完成する。

 空間に刻まれた刃の後が一転に集中してラーメン山に襲いかかった。


 「馬鹿めッ‼一匹の毒蠍を恐れる男がドイツ最強の男に挑むと思ったか‼」


 すぅぅぅぅ…。


 ラーメン山は口内に大気を吸い込んだ。


 この瞬間を待ちわびていた。


 ブロッケン山が築いた盤石の布陣が、無敵の要塞が形と為る瞬間をずっと待っていたのだ。


 (虎は猪ではない。敵に襲いかかる時は相手の爪と牙をかい潜って喉元に食らいつくのだ‼)


 ラーメン山は再び、目を閉じて前方に意識を集中する。

 蠍ならぬ、蜘蛛の巣に出来た一筋の道。

 盤石、十全であるがゆえに生まれてしまった逆転勝利への道。

 宙を舞い落ちる羽毛のようにラーメン山は軽身功を使ってブロッケン山の”魔剣”が作り出した一転に収束する斬撃を回避する。

 この神技を前に衆目は絶句せざるを得ない。

 術理を知らぬ一般人はブロッケン山の猛攻をものともせず向かってくるラーメン山の勇姿に、また二人の力士の奥義の応酬合戦が未だに続いている事に言葉を失い立ち尽くすのみ。


 ブロッケン山は魔剣が作り出した全ての”点”をラーメン山の心臓に集中させる。

 これが当たれば最後、ラーメン山の左胸に穴が出来るだろう。


 (情けねえ話だぜ。コイツが避けられると分かっていても俺はコイツに頼るしかねえ…)


 死兵の頬を伝う一筋の涙、それは祖国の威信の犠牲となった己の祖父と父へのはなむけか。


 「泣きたいのは私の方だ、ブロッケン山よ。およそ”死中に活を求める”など武人の振る舞いに非ず」


 大地に向かって蹴りを放つ。

 地面から龍の力を吸い上げ、弓矢のように左右の手を広げる。

 足運びは素早く、勢いを殺さぬように重くする。


 ラーメン山はブロッケン山に向かって刮目する。


 「奥義、真・猛虎百歩神張り手ッッ‼」


 ラーメン山の左手は錐もみ回転しながらブロッケン山の胸にぶち当たる。

 次の瞬間、猛虎の咆哮がブロッケン山の体を貫いた。

 背と胸と肋骨が軋む。

 臓器という臓器は衝撃によって一時的に機能停止に陥る。


 しかし、倒れない。


 ブロッケン山は攻撃を中断し、胸を抑えながら後退した。


 「効いたぜ、ラーメン山ちゃんよ」ブロッケン山は口元の泡を拭いながら笑う。


 そして右の人差し指の先端をラーメン山の左耳に向けた。


 バシュッ‼


 ラーメン山の左耳は真ん中のあたりから切れていた。

 ラーメン山はありったけの憎しみを込めてブロッケン山を睨みつける。


 (おのれ。直前で狙いを変えてきたか…)


 ラーメン山は額の左側、切れかかった耳、首筋を順に触りながら自身の肉体に生じた変調を確かめる。


 視覚と聴覚がどちらもはっきりしない。

 一時的な症状ものだろうがこの局面では致命傷を受けたにも等しい。

 そして膝、足にも異変が生じ立っている事さえ難しくなる。


 ”魔剣”に塗られた”毒”はラーメン山の力を封じつつあった。


 (紅の魔蠍とはよく言ったものだ。針のように精緻な衝撃で敵の神経を狙ってくるとはな。だがブロッケン山よ、相撲拳法にそういった攻撃に対する処方が無いとでも思ったか?)


 ラーメン山は指先に”気”を集めて自分の左肩を突き刺した。

 次の瞬間、電撃にも衝撃がラーメン山を襲う。


 「使えぬならば、いっそ捨てるまでだ…。相撲拳法の底意地を甘く見るなよ」


 ラーメン山は不敵に笑う。


 「ラーメン山ッ‼お前という男はどこまで我らを奮い立たせるのだッ‼」


 ラーメン山の宿敵(自称)玉王山が号泣しながらラーメン山を指さした。


 彼の左目は閉じており、左腕も肩のつけ根からダラリと下がっている。


 「捨てたのか⁉己の手で左半身の感覚を…ッ‼」


 ヴァンツァー山と鈴赤もラーメン山の異変に気がつく。


 「すげえ…ッ‼これが真の相撲かよッッ‼」


 鈴赤は観客席から身を乗り出して大声で叫んだ。

 父ブロッケン山を、父の敵であるラーメン山の勇姿をその目に刻もうとする。


 ラーメン山は右目でブロッケン山を見た。

 重傷である。

 全身の骨という骨にヒビが入り、筋肉と関節に止まらず臓器にも影響が出ているはずだ。

 真・猛虎百歩張り手とはそういう技なのだ。

 総本山を出る前に老師山から”可能な限り使うな”と念を押されている。


 (命を奪わなければ決して勝てぬ相手がいた…。命を奪うとは即ち命を奪われるという事)


 かつて両親を目の前で殺され、老師山に拾われて相撲拳法の道に入った。

 今自分がしようとしている事は両親の命を奪った悪党と同じ事だ。

 熱い涙が頬を伝う。


 ラーメン山は封印していた殺人技を使う覚悟を決めた。


 (ようやく覚悟を決めやがったか。そうだ。俺こそがお前の運命の敵…。だが鈴赤せがれの為にこの命だけはくれてやるわけにはいかねえ)

 

 ブロッケン山は生まれて初めて己の意志を全うする覚悟を決める。

 誰かに言われたからではない。

 自分の息子の成長を見届けてやりたかった。


 それは人生最初で最後のワガママだった。


 ”魔剣”は再び赤き輝きを取り戻す。

 栄光を知らぬ勝者の為に、また汚れを知らぬ少年の純心に報いる為に男は死地へと踏み込む。


 「行け、ブロッケン山。最後の戦いだ。お願いだから、今度だけは自分の為に戦ってくれ」

 

 興奮冷めやらぬ鈴赤とは別にヴァンツァー山はブロッケン山に向かって敬礼をする。

 最後の魔剣の意味する者は術者の死以外の何物でもない。

 出会い、衝突、離反、再会。

 ヴァンツァー山とブロッケン山のおよそ言葉では語り尽くせぬ記憶が堰を切って流れ出す。


 「まだ泣くんじゃねえよ、ヴァンツァー山。俺の命は流れ星、落ちて消えるのが宿命さだめってモンだ」


 ブロッケン山は正中線を維持したまま悠然とラーメン山の方に歩いて行く。

 

 刻一刻と対峙の時は迫っていた。


 「犬繰山、お前はどちらが勝つと思う?」


 不意に毒手山が口を開いた。

 彼の眼と心は確かに土俵の中に向けられている。


 この時、会話の相手に犬繰山を選んだ理由は偶然以外の何物でもない。


 「残念ながらブロッケン山だ。重傷の度合ならばほぼ同じだが、ラーメン山は目と耳をやられている…」


 犬繰山は心底悔しそうに歯を食いしばる。


 「俺はラーメン山だと思う。これは俺の期待がほとんどなんだが、それでも今のラーメン山が倒れる姿なんか想像できない…」


 「どういう意味だ、毒手山」


 側で聞いていたムエタイ山が尋ねてきた。


 「俺にはラーメン山が勝算無しで戦いを挑むとは思えない。もしかしてブロッケン山の弱点か何かを掴んでいるんじゃないのか?」


 ムエタイ山は両腕を組んで絶句する。

 毒手山がラーメン山を贔屓にする気持ちもわからないではない。

 しかしブロッケン山の”魔剣”と怜悧な頭脳を攻略する手段など簡単に思いつく事は出来ないだろう。  

 それは諸葛孔明に比する策士としても知られるラーメン山とて例外ではないはずだ。


 「ええいッ‼何を世迷い事を言っておるのだ‼仮に弱点を見つけたとしてもブロッケン山には無敵の鎧があるではないか‼すぐに防がれてしまうわい‼」


 玉王山は大声で異論を唱える。

 あまりにも必死な有り様に毒手山は笑ってしまった。


 「そうカッカするな、玉王山よ。俺は別に皆が不安がっているから気休めを言っているわけではない」


 「ぬううッ‼では何がどうして勝算が出来たなどと言うのか、理由を言ってみろ‼」


 玉王山は顔を真っ赤にして怒りだす。

 毒手山はブロッケン山の方を見ながら答えた。


 「おそらくブロッケン山の”魔剣”は長い時間をかけて研究し尽くした技だろう。あれを攻略する術など存在はすまい。だが”無敵の鎧”の方はどうだ?確かに強力な技には違いないが…欠点が皆無というわけではあるまい」


 「確かに。毒手山よ、お前の言う通りじゃ。”無敵の鎧”を使った時はブロッケン山の動きにわずかな遅れが生じておる」


 玉王山はブロッケン山の技と技の継ぎ目に違和感を覚えた。

 攻撃こそ最大の防御と言わんばかりの”ジークフリートの赤い魔剣”にどうして”無敵の鎧”などという物が必要なのかという疑問に突き当たる。


 「要するに”無敵の鎧”には何らかの欠点があるという話だ」


 「むう…」


 ブロッケン山がラーメン山を射程内にとらえた瞬間、勝負が動き出した。


 ブロッケン山は”魔剣”を発動させるとラーメン山に手刀を振り上げ襲いかかった。

 人体の急所のみに的を絞った攻撃にラーメン山は舌打ちをする。

 ブロッケン山の一切の無駄を省いた連続攻撃に中国側の観客たちは言葉を失う。

 ラーメン山は沈黙を守りながらブロッケン山の攻撃を躱し続けた。

 浅手ながらも何度かは斬りつけられ出血の量は増えている。


 そして反撃の”機”は突然、訪れた。


 ブロッケン山がラーメン山に手刀で唐竹割りを仕掛けたその時、ラーメン山は大きく下がった。

 後退した直後、両者の間には距離が生じる。

 思わぬ追撃の機会にブロッケン山は不信感を抱くがスタミナは限界が近く、何より彼の体は休みを欲していたのだ。

 ブロッケン山は激戦に収支を打つべく一歩踏み込んでから”魔剣”を振り下ろす。

 その時、ブロッケン山は己の失策に気がつく。

 身体の正中線と同じ箇所に心臓が並んでしまったのだ。

 

 ラーメン山は残された右目でブロッケン山の動きを追い、急所に向かって貫手を打った。

 

 ブロッケン山は身体を捻って初撃を肩で受け止めたが、それがいけなかった。

 こともあろうか、ラーメン山に心臓の位置を知らせてしまったのだ。


 「絶技ッ‼混一三暗刻張り手ッッ‼」


 ラーメン山の張り手の三連打がブロッケン山の上半身に向かって放たれる。

 ブロッケン山は即座に”無敵の鎧”を発動して是を防ごうとした。


 しかし、それが仇になってしまった。


 張り手の目的は最初から心臓の動きに変化を与える事。

 ”無敵の鎧”は張り手を完全に防ぎ切ったが次の攻撃の時には発動させる事は出来なくなっていた。


 「これで最後だ、ブロッケン山よ‼奥義真・猛虎百歩張り手ッッ‼‼」


 ラーメン山はブロッケン山の心臓に向かって張り手を打った。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 今回は作中の技の理を飲み込めず感想が遅れました、すいません! その技の概念、術理を「どーいうことニャン?」とジ○ニャンのように考えつつ、すげえと感嘆しつつ読んでました。 猛虎百歩張り手…
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