表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人の持つ牙  作者: 赤胴貫介
世界観
2/105

主な国家

わかりづらいかもしれませんが、今後関わる国の主な特色です。

物語に登場する主要国家

を参考までに紹介します。



ファルス王国

統治者

ミレイドス三世

情勢

国王ミレイドス三世の統治する中央集権制で、有力な貴族が王都ベルガモットなどの大都市に集まり、政治や軍務を行う王を補佐する。

東には大山脈を越えて大国ディーセント、南には南国ピルカ、西には魔術国家集合体の壁国イアティスがある。

人口も多く広大な領土を持つが、海に面する場所がやや少ないためにピルカやディーセントと比べて海産物は乏しく、現状はピルカとの貿易が海産の綱になっている。

国教は古くから伝わるレン教で、世界規模で教義は広まっているが、ファルスでは貴族や王族も信仰しているためその勢力は強く、総本山も国内に擁する。

噂にはレン教徒の秘術を扱い特殊な任務を行う騎士団も存在するという。




ディーセント帝国

統治者

皇帝ジェドラクロノス

情勢

貴族が各地を守護する制度が残っているものの、たった一つの大領主に過ぎなかったジェドラン家による破竹の諸国制圧により、一つの帝国としてまとまる。20年前に南部平原にてファルス王国と戦争、6分4分の勝ちで収めたが国内の貴族の不穏な動向もあり、ファルス領への侵略とまではいかなかった。

兵器や魔法の研究も盛んに行われ、軍の規模と技術はファルス王国の7年先を行くものと言われている。

海、山、平原にも恵まれていて国内には数多くの冒険者が多く活動する。冒険者ギルドの単純な数だけならばファルス王国の3倍、さらに十数年前にはクラスSの冒険者一人、クラスAの冒険者3人にクラスAパーティ2つを輩出し、質の良い冒険者が多く、その広大な領土で活動している。




壁国イアティス

代表

占星魔術師ローライン

情勢

近年、独立していた5つの魔導国家郡がまとまって連盟を作ったことで成立。

巨大な島が丸々その領土となっていて、海から来る魔物や他国の人間を寄せ付けない壁は島全体を囲み、壁自体が魔力を帯びたもので構成されている。

全世界の魔導研究の粋が集まるイアティスは、冒険者ギルドや国の教育アカデミーも全て魔法を偏重している。イアティス民、老若男女の価値を良くも悪くも魔法で決める国である。




ピルカ王国

統治者

タルティピー王

情勢

元々は地方領主や部族海賊などの争いが絶えなかったが、有力な傭兵団と手を組んだ領主タルティピーが戦に勝ち続け、16年前に統一し建国。

温暖な気候と豊かな海に面する国で、海産資源は目を見張るものがある。

ピルカでの冒険者とは漁師や宝探し(トレジャーハンター)と同義にとられる事もあり、実際その通りに海の魔物の討伐やまだ見ぬ海底や島のお宝探索、冒険者御用達の魔法や道具を漁に応用するといった冒険者が非常に多い。

さらに屈強な西ピルカ地方の砂漠戦士はその勇猛さを各国に轟かせていて、中でも傭兵団の「鎧いらずのセトール団」は建国戦争で一躍有名に。

南の海の果てに存在する、「亜人の園」と呼ばれる南国諸島と交易を交わしている唯一の国でもある。




レイゼル公国

統治者

第六代レイゼル公、ラム=アット

情勢

ファルス王国とディーセント帝国の北、大陸を北方大連峰が横断するが、その連峰を越えて北に位置する国。極寒の大地であり、国内外に棲息する魔物は他の国の魔物とは比べてはいけないほどの強大さを誇る。食糧や産業は珍しい魔物や強い魔物を原材料としたものが中心で、他国ではどれも高額な値段で取引される。

ちなみに、初代レイゼル公が放浪の末に双頭の巨龍を単騎で討ち取ったという逸話は、国を越えて子供たちの英雄潭として語られ、それだけではなく大人にも伝記小説や劇、戯曲などで今日も好まれている。

前人未到の魔境が存在し、想像絶する魔物がレイゼルの周辺に棲まうことから、数こそ決して多くないものの国軍個人あたりの練度は他国に比類になく、また世界中の腕利き冒険者がこれまで培ってきたものを最終的に試す大地である。

クラスS冒険者パーティ2つに個人3人が現在滞在。そしてクラスA、Bパーティも世界で今最も多く活動する。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ