表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

おはよう。

______おいでよ。こっちへおいでよ……。


『いやっ・・・!』


______なんで?そこに居ても、君は無意味なのに……。


『そんなことない!どっかいって!!』


______こっちにくればもう、いじめられないよ。おいでよ。






「こないでー!……あ、あれ?」


どうやら夢だったらしい。

しかし懐かしい夢だ。


アレは、まだ私を探しているのだろうか。

……あの時、アレについていったらどうなっていたのだろうか……。

いやいや!そんなことを考えちゃいけない。

今コノ場所に居て、幸せなのだから……。

これが私の望んだことだろう!

昔の事を考える自分に言う。


「今、この場所にこんにちはだよ!」


気づけば午前7時半。

今日は4月6日。入学式だ。

「早く支度しなきゃね。」




______________________________________


「紗希ー!」

「え、香奈!?どうして?家から遠いでしょ?」

香奈。小学校の同級生だ。そして私の唯一の親友。

紗希。これは私の名前だ。


「だって、寂しかったんだもん!」

「あ、ぁあ……そうなんだ。ありがとう」



「それにしても制服似合うね~」

そういって私を見る。とても恥ずかしい。


「そんなことないよー。香奈のが似合ってるよ。うん!可愛い!」

照れて必死になっってしまった。


「もう!冗談でしょ~」

と香奈は笑った。

「早く学校入ろっ!遅れちゃうよ~!」


「そうだね!早く行こう!!」


そして私たちは中学生になった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ