1.前世
連載スタートしました。これからよろしくお願いします。
私は小学生の頃、毎日イジメられていた。
「やーい。やーい。ヤマンバwこっち見ろよ。」
『え?』
写真を撮られ、クラスのDMに振り向いた時の間抜け面を晒される。
「おい、クイズ本貸せよ。」
『やだ。』
蹴られて取られる。
担任の先生に相談しても学校の先生は聞く耳を持たず、それどころか先生に言ったことがばれ、余計に酷くなる。
そんな環境だったからだろう。
私はこの人たちと同じ様な(掃き溜めみたいな)人生を歩みたくない。そんな思いで必死に生き抜くための知識を身に付けた。学校内の唯一先生の目が絶対に届いている図書館という名の安地に入り込み、みんなが行く公立ではなく少しお高く料金がなるが私立を目標とし、当時いた3人の友人たちもほっぱらかして必死に勉強し、親から何とか許可をもぎ取り、何とか私立中学高等学校への入学を果たした。いじめられて散々な小学校生活ではあったが、得たものは多く、特に諦めない鉄壁の盾、すなわち鋼のメンタルを手に入れた。
そうして中学では籠の中の鳥から解放され、安定な日々を送り、新たに乙女ゲームとラノベという存在と出会いどっぷりとハマった。乙女ゲームでは攻略難易度激ムズのものを中心に挑戦し、ラノベでは特に悪役令嬢のざまあ系が大好きで読み漁りまくった。
そうして無事中学3年生になり、桜舞い散る4月、MVを見て即座に買おうと決めた乙女ゲームを買いにわざわざ自転車ではなく、苦労した方が楽しみが増すとの思いでわざわざ徒歩でゲーム屋へと赴いている最中、
突然飛び出してナイフを持った女子に刺された。
その時刺されたが、いたって冷静で物事を思考できた。私を刺してきた女子はよく見ると私の小学校の頃の3人の友人の一人であり、また幼馴染だった。3人の中でも特に仲良くしていた子であったが、中学になってからは当時スマホを持っていなかった為、ここ2年連絡など全く取っていなかった。今はどうなのかは知らないが、彼女も小学生の頃私と同じでイジメられていた。それ故の結束力の強さだったかも知れない。彼女は私を刺しながら涙を流し、こう言っている。
「なんであんたは幸せそうなの?」
きっと彼女はイジメから今も抜け出せていないのだろう。可哀想に。それで嫉妬か何かは知らないが、私を刺すのは違うと思うけど。彼女は昔から視野が狭かった。周りが見えておらず、親がお金持ちであるが為に、自分を中心に世界が回っていると本気で思っている世の中でいうイタイ女子。当然イジメの標的にはされやすかった。すぐ癇癪を起こし、クラスから厄介払いされ成敗とでもいうかの様に加害者がうじゃうじゃよってきた。そんな愚かな幼馴染を庇った愚かな人物が小学生の私。それからは彼女と同じ様な扱いを受けイジメられ、彼女が毎回同じ反応で面白くなかったのか、私ばっかりエスカレートして行き、彼女は変わらず安定の加害を加えられていた。
私は彼女に提案した。彼女は親からは放置されていたが、私と違いお金はたくさんあったので、
『私と同じく私立を目指してみたらどうかな…』と。
そしたらビンタされた。
「何であんたなんかに提案されないといけないのよ」と。
聞く耳を持たなかった。
だから彼女が今回のことについては悪いのだ。周りの声を突っぱね、聞く耳を持たず、自分の手で自らずるずる落ちてった。完全に自業自得である。
そんなことを考えてるうちに視界が白くなってきた。救急車の到着遅ないと思いながら、きっとこのまま死んでしまうのだろうと思ったので最後に彼女に軽く挑発してやった。
『…私は…一番の幸せ…者だ…よ』と。にこっと笑ってみる。
実際きちんと言えたのか笑えたのかすらも分からなかったが満足である。死ぬの早かったなと思い、頑張って最後に青空焼き付けて私の意識は事切れた。
…はずだった。
目が覚めるとなぜか豪華な見知らぬベットで目が覚めたのですが一体どういうことなのでしょう。
趣味で書いてる様なものなので、字間違いや言葉の使い方が間違っていることが多々あると思うので指摘してくださると助かりますm(_ _)m 気ままに長い目で見守ってほしいです。




