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前章:鳳凰暦95092年
「はぁ......はぁっ......」
地に足を付く毎に焼かれるような痛みに襲われる。しかし私はたとえこの足が無くなろうが走らなければならない。背負った4つの武器をあの美しい星へと送らなければ間違いなく占領される......
「やっと......着い...た......テレポルト......ジアス」
背中の重みが消え、膝から崩れ落ちる。こちらへと走ってくる足音が聞こえる。
「ここまで......か......ア...」
カイド・ヒードラの頭が斬り落とされた。