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001_プロローグ

既に完成まで書き上げています。

Wordでカウントしたところ約18万字です。

毎週水土 20:00に投稿していきますので

最後までお付き合いいただけると幸いです。

妹が誘拐された。

その知らせを聞いた時、俺はまだ子供だった。


当たり前の話だが、誘拐と言うのは犯罪であり、本来であれば自らの手で解決するのではなく、治安を司る騎士が解決してくれる事件の筈だった。


だが騎士は動いてはくれなかった。

俺が直接聞いた話ではないが、誘拐された証拠が無い。ただの迷子かもしれないと言われ、直ぐには動いてくれなかったそうだ。


両親は共に冒険者だった。だから当然戦いの心得はあった。両親は冒険者仲間と協力して、すぐさま妹の行方を突き止めた。


そして、両親は俺を置いて妹の救出に行った。


無理もない。子供の俺がいても邪魔になるだけだ。だから俺は両親が妹を救出する際に何が起きたのか、詳細を知らない。

それでも結果は知っている。

何故なら、両親は妹を連れて戻って来たからだ。


救出された妹はいつもと変わらないように見えた。

それなのに、その日から両親は妹を避けるようになった。

何度理由を聞いてもはぐらかすばかりで答えてはもらえなかった。


妹に聞いても、気を失っていて覚えていないと言われた。

妹を救出する際に何かが起きたであろうという事は予想がついた。

それでも両親の妹に対する態度はおかしかった。


虐待とまでは言わないが、明らかに妹を避けている態度が俺には理解できなかったし、理由を話そうとしないのも理解できなかった。

耐えられなくなった俺は妹を連れて家を出た。


幸いにも両親が冒険者であったために、冒険者になる方法は知っていたし、それで生計が立てられる事も知っていた。

両親が追ってくる事も警戒したが、そうはならなかった。

両親は俺たちが居なくなって、心配しているのか安心しているのかは分からない。知ろうとも思わなかった。


そして、俺と妹は冒険者となった。

生活するためには金がいる。少しでも実入りを多くするために俺は盗賊になった。

妹は魔術の才能があったため、魔術師となった。


いつもは俺と妹の二人で行動している。

駆け出しの冒険者の稼ぎはそう多くないが、贅沢をしなければ二人でも最低限の生活はできた。

今でも二人で暮らしている。あの日何があったのかを知らないまま。


いや、正確には、何も知らなかったのは俺だけだったと知ることになる。

ご覧いただきありがとうございます。

次話は10/7に投稿予定です。

最後までお付き合いいただけると幸いです。


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