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第五話

一回投げるだけでぶっ倒れるなら、武器として使えないな。すぐ無くしちゃうし。

なら一文字だけ書けばいい、予想通りなら何かが変化するはずだ。

二文字の時は文字を書くもしくは掘る時よりも発動するときの方が魔力を多く消費する。


書く文字は比較しやすいように【回】にしよう。

気合入れて

【回】!!

二文字の時よりも書く時に使う魔力が少なくなった。感覚として二分の一くらいかな。


ぶっ倒れてもいいように、家の中でやろう。やり方はさっきのように弾丸のように高速回転させながら円を描きながら進ませる。そうすることで空間をそんなに使わないという算段だ。俺ってもしかして賢い?ハハハハハハ。

いくぞ!!【回】”投石!!

綺麗に回りながらさっき以上の高速回転しているな。

あ…ダメだこりゃ。起きたばかりだけどおやすみ…。


もう一回おはよう。起きたら夕方になってたわ。ずっと寝てたから若干傷が治ってるな。まだまだ完治は先だろうけど。

結果から予想できることは文字数を少なくすると書くもしくは掘る時の魔力は少なくなり、投げるときの魔力消費は多くなるってとこかな。


しばらくは二文字魔石のみ使用で魔力が増えたら一文字魔石も使うようにするか。

とりあえず今家にある狼の死体を全部解体して魔石と皮と骨だけばらそう。肉は新鮮じゃないからいらん。

いつもの尖った石でスパパパと解体していく。

最後に心臓と魔石を分けて完成!!

 

これから何日かぶっ続けで二文字魔石を作っていった。水は近くの池から飲み、食料はそこらへんの虫が近づいていたきのみを食べながら。さすが”健康”の天能、体調が悪くなることはなかった。

文字は【回転】と【加速】と【帰還】がほとんどだ。からの魔石も多少ある。

あと、魔石を入れるために軽く葉っぱと蔦でリュックを作った。


準備は整った。

戦の時間だ。

ってのにも理由がいくつかあって、まず狼の遠吠えがうるさい、あとは強くなりたい、そして一緒に転生した転生者を探したいってのが理由だ。やられたらやり返す倍返しだ!!っていう気持ちもやっぱりある。


遠吠えのおかげで狼どもの住処は大体把握している。

よし、行くか。もちろん相棒の尖った石を片手に。


歩きながら考える。

そういえばこの相棒の石名前ないな。

RPGとかでも強いやつが使ってる武器とか強い武器には名前あるからこいつにも付けたいな。


俺の相棒だし。

そうだな【スペードの3】とでも言おうか。命名理由は簡単。

トランプ遊びの大富豪でジョーカーに唯一勝てるカードがスペードの3だからだ。

最弱と思われるゴブリンの下剋上にピッタリじゃないか?一息ついたら刻んでおこう、効果があるかはともかく。


丁度いい椅子代わりがあった、文字を刻もう。そこそこ大きい石だから余裕で書けそうだ。

記号のほうがわかりやすそうだから記号で書こうトランプの。もちろん地能取得のためにも。

あとは裏に俺の名前も書こう。


息を吸ってー、吐いて−、超集中。

はあああああああああああああああああ!!

【スペードの3】【岩崎康介】


満足のいく出来だ。

よし相棒!!殲滅だ!!


★★★★★をください。

感想でボロクソに言ってもいいので★★★★★をください。

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