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第十四話

『今、向かい始めたよ。こっちにくるのは8時間後くらいかな』

「遂に来たか」

とりあえず今のステータスを確認しよう。



〜種族:ウィンドウルフゴブリン〜


〜天能:健康〜

〜天能:投石〜


〜地能:旋風〜

〜地能:下剋上〜

〜地能:魔具職人〜

〜地能:文明人〜

〜地能:独学体術〜

〜地能:厄災の芽〜

〜地能:操石〜



進化して”厄災の芽”なんて地能も生えてしまった。まあ十中八九因果関係が逆だけど。

こんなに地能が増えて人間なんか楽勝だろって言うのは間違いだ。だって俺、進化しても結局ゴブリンだし。

『いやー、そんなこともないと思うけどね。少なくとも生身の人間よりは強いと思うよ?』

「おいおいおいおい。そこに疑問を持つ時点で駄目なんだよ。人間は道具を使いこなす、このことを俺は悲しいほど知ってるから言えることだ。説得力が違う…だろ?」キラーン

『さぁ』

「そこは納得しろよ」


この進化したボディをご覧あれ。

頭は普通のゴブリンから少し進化してカッコイイ角がひょっこり生えている。

胴体は前よりも毛量は減ったが密度がすごくなった服いらずの暖かさ。

そして何よりこの俊足!見た目は少し引き締まった程度だが侮るな、前の3倍の速さは出せる。

『いや、僕はもう君を通して見てるからそんな説明必要ないしその口調ダサいよ』

「グハッ」

『それよりもやっと動けるようになったんだから少しは鍛えたら?』

「それは正しい。悔しいけど」


近場の狼たちを狩ってリハビリでもするか。


『あ、そうだ伝え忘れた。僕の聴覚を借りる時は反動がすごいから慎重にタイミングを見極めてよ』

「了解。そんなチートみたいなもんバンバンこんな弱い生物が使えたらおかしいもんな」

『そういえば君がよく言うそのチートって何?何言ってるかわかんなくて困惑するんだけど』

「強すぎるとか、まあ圧倒的な力とか普通じゃありえないことかな」

『なら普通に言えばいいじゃんそんなに長くないし』

「いいだろ別に」


前回来た狩り場到着!


右手には【スペードの3】左手にはただの魔石を装備。背中には低品質な魔石が入ってる籠がある。完璧だ。

一つだけ前倒した炎の方じゃない上位種狼の刻印魔石を用意してある。わざわざ持ってきた理由はあの変人が”魔具職人”には作るときの消費魔力と作った魔具の性能があるって言ってたからだ。

あいつ変人でたまにうざいけど有能なのが腹立つわ。


『おい、聞こえてるけど!散々ないいようだな〜。今までみたいに働くのやめようかな〜』

「ごめんごめん。でも事実だしなんなら褒めてるよ」

『まあそれなら許すけどそれはそれとして聴覚舐めんじゃねえぞ!思考盗聴もお手のもんじゃい!』

マジ何なんコイツ。


まずは叫んで敵を呼ぶ。

「出てこいやァァァァァァァァァァァァ」


そうすると未進化狼が16体少し艶の良い灰色の毛を持った少し大きい進化種が4体。

やべ、リハビリにしてはやりすぎたかも。

『ハハハ馬鹿だね。面白』

こいつぶっ潰したい。


囲んでくる前にかっこよく一発。

走りながらさり気なく投げるのがコツ。

その勢いで集まってきた奴を蹴って超近距離魔石砲をお見舞いした。

オーバーキルはすいません。


流れるように三体目四体目も撃破。

だけど少しまずいな。進化種が全員突進してきた。


お試し必殺技!手に収まるだけの魔石を高速で投げて”操石”!

魔石が曲がって狼どもを貫く、ついでに残りもやっちまえ。


魔力ねえわ。体力だったらフルマラソン完走してぶっ倒れてる感じ。

とりあえず帰って寝たら回復してるでしょ。

起こしてくれ、頼む。

『了解。僕は寝る必要がないからいいよ、起こすね』

★★★★★をください。

感想でボロクソに言ってもいいので★★★★★をください。

あと感想もよろしくお願いします。登場して欲しい能力などがあったら感想で書いてください。どこかのタイミングで多分登場させます。

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