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サクラの本  作者: 熊猫カカオ
4/6

4月8日

 

 明日でこの家を出なくては行けない。そこまで思入れがないのは、今住んでいる家からいらない物をここに置きに時くらいしかこの家に来なかったからだろう。

 ここに住んでいたおばあちゃんからは「もっとくればいいのに」なんて言われたけれど、そう言われる度に少し煩わしくなっていた。

 しかし、5年前におばあちゃんは亡くなった。もっとくればよかったとまでは思わなかったが、当たり前にあったものがなくなったことに、少し胸が傷んだ。

 本棚から最後の本をダンボールへ入れようとした時、するりと紙が1枚落ちた。

挿絵(By みてみん)

 2つ折りの紙を開くと、桜の可愛らしいイラストが書かれている紙には、彼女からの手紙と思われるものには何やら暗号が書かれていた。

 

 これが彼女の謎だろう。

物語がよかったと思えたら、ブックマークと星★を貰えると嬉しいです

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