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続きを投稿します。
鋭い牙と二本の尻尾を持つ大きな猫?豹?虎?猫科の魔獣ですが、大きな身体の割りには動きも機敏で身体も柔らかく、移動も素早く障害物が有ってもそれを上手く柔軟な身体を活かして障害物を利用した移動も出来ます。攻撃力も高く二本の尻尾を鞭の様に使い、二本の尻尾と鋭い牙そして前後四本の足の爪と攻撃の方法も多数持っています。
頭が二つ有る大蛇は、地を這う移動の他にも木に登る事も出来ますし、更に木から飛び降りる事も出来ます。巻き付いて相手を締め上げ全身の骨を砕いたり身体全体を使った凪払い等の攻撃、二つの頭のにはそれぞれ別の種類の毒を持っており致死性の毒と麻痺の毒で、相手を牙で傷付ける事で毒に侵させる事が出来ますが、毒の息を吐く事で毒に侵させる事も出来ます。身体も非常に丈夫で、意思の無い者達が良くこの大蛇を倒した物です。
人族の身長程も体高の有る大きな蜘蛛ですが、足が八本有るのでどの様な状況でも移動が苦にはなりません。地上の移動、木から木への移動更には蜘蛛の糸を使った不規則な移動等、空を飛ぶ以外では一番移動に適した魔物かも知れませんね。戦闘に於いても、八本の足を使った攻撃と防御以外に蜘蛛の糸を使った攻撃や防御、更には敵を毒に冒させる噛み付き攻撃や戦闘中に蜘蛛の糸を使った簡単な罠を仕掛ける事も出来ます。それに毒を持っていますので、蜘蛛の糸にも毒を混ぜる事も出来ますのでこの蜘蛛の魔物の糸は要注意ですね。
人族程の大きさの蜂の魔物は空中を素早く自由に飛び回り、腹部の先に有る毒針を刺す一撃離脱攻撃や毒針を刺しに行く様に見せかけて毒針を飛ばす攻撃方法を持っており更には羽音で少しずつ精神に干渉する事も出来、最終的には精神に異常を引き起こさせて止めを刺す事も有ります。
猪の獣人族の魔物ですが、全身が分厚い筋肉で覆われていて素早い動きや長距離の移動には向いていません。しかし体内の魔素≪オド≫を使う事により、素早い動きや長距離の移動も出来るようになります。どちらかと言うと力押しが得意ですが、槍や斧や剣等の武器の扱いも慣れていて得意な武器は槍の様です。盾を使うのは余り上手くはありませんが、その強靭な肉体で素手での格闘術もかなりの腕前みたいです。
獣人族の魔物の集落の出身です。彼のお陰で獣人族の魔物の集落の場所は解りましたので、そこに行けば獣人族の魔物が沢山いますのでいつか行ってみたいですね。
鳥の獣人族の魔物ですが、猪の獣人族の魔物とは正反対で素早い動きと空からの攻撃を得意としています。猪の獣人族の魔物同様武器の扱いに慣れており、盾も使いこなします。素早さ、攻撃、防御、強靭な肉体等、私が吸収した存在の中では一番の戦力でしょう。
獣人族の魔物の国の偵察や斥候を生業としている、魔物の国の兵士です。一兵士ですが偵察や斥候を担当していますので、知識や経験等も私が吸収した物者達の中では豊富で彼を吸収出来た事はとても幸運でした。
森に入ってからどのくらい経ったのでしょうか?昨日吸収した者達の能力を確認する事に夢中になってしまっていた様です。そう言えば狼さんの姿が見えませんが、どこに行ったのでしょうか?そう言えば今気が付きましたが、見慣れない魔獣や魔物の死体が数体積まれています。この魔獣や魔物の死体を積んだのは狼さんなのでしょうね。
良く見ると魔獣や魔物の死体の首元や急所部分?に噛み傷や引っ掻き傷が有りますので、狼さんの狩りの成果なのでしょう。私が新たに吸収した者達の能力の確認に夢中になって居たので、静かに狩りの成果だけを置いて又狩りに行ったのでしょう。
狼さんが狩った獲物を置いて行ったという事は、私が吸収しても良いのでしょう。遠慮無く吸収させて頂きましょう。
人族の背丈程は有る大きな百足の魔物
人族の腰の高さ程の大きさの栗鼠の魔獣
人族の腰の高さ程の大きさの頭に角が有り足の爪が鋭い兎
人族の背丈より少し小さい蝙蝠
人族の背丈程の大きさで鎌足が四本有る蟷螂
体長が人族の腰程の大きさで全身に鋭いトゲを持つ八本足の蜥蜴
人族の背丈程の体高が有る頭が固い瘤になり鋭い牙を持つ猪
人族の胸程の体高が有る刃物の様に鋭利な角を持つ鹿
小鬼族ですがゴブリンとも言うみたいですが、人族の背丈よりも低い程度の大きさで、全体的に筋肉質で角も大きく立派な物になっています。これは小鬼族の上位種なのでしょうか?
犬の獣人族にも見えますがどちらかと言うと二足歩行の出来る犬の様にも見えます。これが人族達が言うコボルト族なのでしょう。
狼さんが狩って来た獲物はどれも小型の魔獣や魔物が多いですが、どれも今まで私が吸収していない魔獣や魔物ばかりです。狼さんなりに私に気を使ってくれているのでしょう。そんな事を考えていると、私の背後から何かを引きずる様な音が聞こえて来ました。
しかし気配と何よりも体内に有る魔素≪オド≫から、狼さんだという事は後ろを振り返らなくても解ります。
「お帰りなさい、頑張りましたね」
私が振り返ると、狼さんと同じくらいの大きさの獲物を咥えて引きずっています。狐の魔獣でしょうか、明るい茶色毛をした大きな狐です。尻尾が二本になっていますので、魔獣でしょうね。しかも狩った直後なのでしょうか、狐の魔獣の体内に有る魔素≪オド≫が多く感じられます。
「ご主人、オレ、狩る、した」
私の足元に狐の魔獣を置くと、狼さんは誇らしげに私に報告してきます。
「ええ、ありがとうございます。今まで私が吸収していない者ばかりですので、助かります」
「クオーーン」
私が心からの感謝を述べると、狼さんは嬉しそうに一度だけ吠えました。そして、いつに無く尻尾が激しく振られています。あんなにも激しく尻尾を振って、痛くは無いのでしょうか?
「この魔獣はまだ生きているみたいですが、どうしますか?」
「ご主人、食う、メシ?」
狼さんは私が私以外の存在を吸収する事を、やはり私の食事か何かと思っているのでしょうか?私が私以外の存在を吸収する事で、その存在の中に有る魔素≪オド≫を吸収する事が私にとっての食事というのもあながち間違ってはいませんが。
「まあ、間違ってはいませんが?それでは遠慮無く頂きますね」
私はまた新たに今まで吸収した事の無い存在を吸収しました。微かに生きている、もしくは死んだ直後だからでしょうか?体内に残る魔素≪オド≫も多くそれが私の身体の隅々まで行き渡るのが感じられます。この森の奥では空気中に漂う魔素≪マナ≫が多く森の木々からも魔素≪マナ≫が放出されていて、自然とそれらを吸収している私は疲労を感じる事は余り有りませんが、狐の魔獣を吸収すると身体が軽くなった気がします。
「さて、明るくなるまで時間は有りますが、そろそろ宿へ帰りましょうか?」
「ご主人、家、帰る、寝る?」
狼さんは走り足りないのでしょうか?確かに昼間は私の中に居ましたので、体力を使っていません。もしかすると、毎日ある程度動いて体力を消費した方が良いのかも知れませんね。
「そうですね。時間が有れば少し寝ても良いですし、探索者の依頼も受けないといけませんし、取り敢えずは宿に戻りましょうか」
「ご主人、解った、森、中、走る?」
やっぱり走り足りないみたいですね。走ると解ると目の輝きが違いますし、振られる尻尾の動きもより一層増した様に感じられます。
「そうですね、走りましょうか!」
そう言って私は狼さんの姿に変わると、狼さんより先に森の中を走り出しました。
「ご主人、待つ、早い」
一瞬何が起きたのか理解出来なかったのか狼さんは私の後ろ姿を眺めて居ましたが、先に走り出した私の後を少し遅れて狼さんが追いかけて来ました。
最近思ったのですが、サブタイトルは番号で無い方が良いのでしょうか?




