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続きが書けましたので投稿しました。
宜しくお願い致します。
ギルドのホールに有るソファーに腰掛けて待つ事少し、エリサさんが受付をしていた隣のカウンターの上に、見た事の有る物が置かれました。
このティエネの町に入る際に犯罪歴を調べるために使っていたアーティファクト、そのアーティファクトに良く似た人族の掌より少し大きな透明な板、それがカウンターの上に置かれていました。
「レグナさん宜しいでしょうか?」
「はい、良いですよ」
エリサさんに呼ばれましたので、再びカウンターに行きました。
「もうお分かりかと思いますが、この透明な板の上に掌を置いて頂くと、レグナさんに魔力が有るかが解るアーティファクトです」
「でしょうね…」
「先程のライズさんとのお話を聞いてしまいましたが、町に入る時のアーティファクトが反応しなかったとお聞きしましたが、此方は大丈夫と思います。人族と言うか生き物は誰しも魔力を持っています、空気中の魔力を吸う事で身体に魔力を取り込み、生活の中で自然と魔力を消費して、また空気を吸う事で魔力を取り込む事を繰り返しています」
「えっと…何か難しい話しですね?」
「えっ、そうですか?えーとですね、生き物は空気を吸う事で一緒に空気中の魔力も身体に取り込んで、気付かない内に魔力を使ってしまいます。魔力が少なくなるとまた、空気を吸う事で魔力を身体に取り込んで、また魔力を使う事を繰り返しています」
「そうなんですか?」
「そうみたいですよ。そして誰しも魔力を持っていますので、その魔力の多さを調べる為のアーティファクトが此処に置いて有る此の透明な板になります」
「解りました。ではお願いします」
私はゆっくりと掌をアーティファクトで有る透明な板に乗せました。
「…?」
「…何も起きませ…ん…ね!」
私が諦めかけて掌を離そうとした時に、異変が?起こりました。
アーティファクトの透明な板が仄かに光ったのです。その光りは、淡く儚げで弱々しく、今にも消えてしまいそうでした。その光りが少しずつ弱まって行くと、次には黄色く仄かに光り黄色い光りが弱まって行くと、次には蒼く光りました。
その淡く儚げな光りは、白、黄、蒼、紅、緑等ゆっくりと色を替えて行きます。そして幾つの色に光ったのでしょうか?最後に一際黒く強い光を放つと、光は消えてしまいました。
「えっ…まさか?」
「…どうなったのでしょうか?」
エリサさんが少し慌てた様に見えますが、その後少し呆けています。どうしたのでしょうか?
「…全ての属性?」
「全ての属性ですか?」
「コホン、失礼致しました。少し取り乱してしまいました」
「はい、大丈夫ですよ」
「結論から言わせて頂きますと、レグナさんには魔力が有ります」
「魔力が有るのですね!」
アーティファクトが反応しましたので、私に魔力が有る事が解りました。此の世界の人族は微量ですが、必ずと言って良い程全員が魔力を持っていると聞いていましたが、私もその中の一人?と言う事でよいのでしょう。
「そしてレグナさんは多分ですが、全ての属性に適正が有ります」
「全ての属性ですか?」
「はい、全ての属性にです」
「はあ、それは凄いですね!」
「しかし、最後に一番強く黒く光ったので、レグナさんに一番適した属性は闇属性です」
「闇属性ですか?」
私がアーティファクトに掌を置いた時に、薄く白、黄、蒼、紅、緑等何色もの色に光っては他の色に変わりを繰り返し、最後には黒色で強く光りました。その最後に強く光った色が一番適正の有る属性なのでしょうか?
「はい、闇属性です。それ以外の属性は淡く光る程度でしたので適正は有りますが、初級程度の魔法しか使えないと思います」
「初級ですか?」
「はい、初級ですね。ですが闇属性に適正が有りますので、闇属性の魔法を覚える事をお勧めします。」
「解りました。因みにですが、魔法を覚えるにはどうすれば良いのでしょうか?」
「基本的に魔法とは魔術師ギルドの領分になりますが、魔術師の中にも探索者の方がいらっしゃいますので、お互い協力関係に有ります。レグナさんの特技に狩りと書かれていましたが、狩人ギルドとも協力関係に有ります」
「魔術師ギルドと狩人ギルドですか?」
基本的にこの世界には魔法や魔術と言われる、生き物が普通に生きていると有りえない現象や事象を起す事が出来る者が現れます。
彼らは空気中に含まれる魔素<マナ>と、彼ら自身の体内に有る魔素<オド>を利用し消費する事で常識では有りえない事を、現実に引き起こす事の出来る存在がいます。
彼らは人族では魔法使いや魔導師、魔術師と言われる存在です。
「ですので、魔術師ギルドのどなたかの弟子になるか、高いお金を払って魔法書や魔術書や魔導書を買って自力で覚えるか、自分でオリジナルの魔法を造るか、方法は多々有ります」
「誰かの弟子になるのか、高いお金を払うか、オリジナルですか…」
「はい、どうしても魔法に関係する物は造る人、使う人、買う人、と扱う人数が限られていますので高くなってしまいます」
「そうですか…考えてみます」
しかし、私達悪魔の中でも上位の存在や魔獣や魔物の中には、ごく自然と生き物が呼吸をする事と同じ様に魔法や魔術を使う存在もいるみたいです。
私は未だにその様な存在と出会った事は有りませんがもしかしたら…と、悪魔らしく少し悪い事を思い付きました。
因みに私の探索者ギルド入会申し込みの書類は、以下の様に書き換えられました。
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名前 レグナ
年齢 十七歳
種族 人族
特技 狩り
主な武器 剣
予備の武器
魔力の有無 有り
魔法を扱えるか 使える
魔法の属性 闇
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勢いと思い付きで書いております。
読んで頂いている皆様、内容の齟齬等はご都合主義と言う事でご容赦下さいませ。
感想やアドバイスを頂けると嬉しいです。




