表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある悪魔さんの最恐伝説(になるかも知れないお話)  作者: きすぎ あゆみ
悪魔さん、初めての召喚
42/95

42

続きが書けましたので投稿しました。

宜しくお願い致します。

 探索者ギルドの入り口からギルドに入る為に入り口のドアを開けようとすると、スタッグさんの知り合いらしき人族から声を掛けられました。


「ようスタッグ久しぶりだな。元気にしてたか?何だ未だフィスローさんの仕事を請け負っているのか?」


「おう、久しぶりだな」


「ライズも元気そうだな!」


「お久しぶりですピケイトさん」


 私達に声を掛けて来たのは、スタッグさん並みに背が高く、しかも横幅も有る鍛え抜かれた肉体を持つ戦士でした。皮の鎧に腰には剣を佩き背中には大きな斧?と小さな盾そして排膿を背負っていますが重たくは無いのでしょうか?


「何だその若いのは?フィスローの所でもう一人雇うのか?」


「いや、この町に帰って来る途中に世話になった人だ。探索者になりたいみたいで、登録するために連れて来た」


「この若いのが!まあ、探索者は何時でも人手不足だから歓迎されるだろうから頑張れよ!」


「はい、ありがとうございます。村から出て来たレグナです」


「おう、レグナか!俺はピケイトだ宜しくな!」


「宜しくお願い致します」


 私とピケイトさんは私に取っては最早初対面の人とは恒例になりつつある握手をしました。掌も大きく握ると私の掌と比べると、大人と子供の様に見えます。


「ピケイトは依頼を見に来たのか?」


「ああ、昨日は遅くまで呑んでいたからな!明日からの食い扶持を探さないといけないからな!」


「ピケイトさんも相変わらずですね!」


「お前の将来が不安だ」


「入った金は使いきる!それが俺の生き様よ!」


 ピケイトさんは親指を立てて、凄く良い笑顔をしています。キラリと光る白い歯が眩しいですね。何の意味が有る行動なのでしょうか?私が得た人族の知識には有りません。


「格好良い事を言っている様に見えますけど、実際は駄目な大人ですよ!」


「ライズよ、お前も未だ未だ若いな!夜の町には俺に出会う為に待ってくれている女が数え切れない位居るんだぞ!俺はその女の子と出会う為に稼いで、毎夜愛を育んで居るのだよ!」


「そんな事をして居たら、いくら稼いでも足りないぞ!」


「効率的に稼ぐ為に、俺は割りの良い依頼しか受けないのだ!」


「その割には塩漬け依頼も受けてますよね?」


「実は優しさと強さを兼ね備えた熱い男」


「そっ、そんな事は無いぞ、俺は自他堕落に生きる駄目な大人だからな!」


「解りました、そう言う事にしておきましょう」


「そうだな」


「おっ、俺は悪い大人の見本なんだからな!」


 ピケイトさんはそう言うと、ギルドの中に入って行きました。優しさと強さを兼ね備えた立派な探索者の様ですが、それを見せないしかも駄目な大人を演じるとは、どの様な意味が有るのでしょうか?


「あのー、スタッグさん、ライズさん」


「レグナさんどうした?」


「どうされましたか?」


「この親指を立てる仕草は、何の合図でしょうか?そして笑顔で、歯がキラリと光る。ピケイトさんがやっていた仕草です」


 私は試しにピケイトさんがやっていた仕草を真似してみました。右手の親指を立てて、キラリと光るかは解りませんが歯を見せる様に笑顔を作ってみました。


 しかし、何も起きませんね!


~~~


 実はこの時少し離れた所で偶然居合わせた通りがかりの人族の女が、私を見掛けて倒れたとか倒れていないとか…?


 そう言えば通りの向こう側が騒がしくなっていた様な気もしていた様な?


~~~


「…あーあれか!」


「…あれですか!」


「あれ?ですか?」


「ピケイトが良くやるな」


「ピケイトさんが、自分的に良い事を言ったと思った時に良くやっていますね」


「そうなんですか?」


「あいつは駄目な大人を演じている」


「ピケイトさんは駄目な大人が格好いいと思っているみたいで、駄目な大人のふりをしています。そして、駄目な大人の台詞を言ったと思った時に良くやられますね!」


「駄目な大人ですか?話を聞いていると凄く立派な方の様に見えましたが」


 自分的に良い事を言っただとか格好良い台詞とか、基準はあくまでも自己判断でしょうね。駄目な大人を演じて何の得が有るのでしょうか?私には理解しかねます。


「それは、あれだ…」


「ピケイトさんは何と言いますか、面と向かって褒められるのに耐えられない性格なので、わざと駄目な大人、お酒と女性にダラシの無いキャラを演じているのです」


「キャラですか?」


「そうだ、本人は実に真面目で良い奴だが、極度の照れ屋で上がり性でも有る」


「そうです、ですからピケイトさんを知っている人達はピケイトさんが駄目な大人を演じているのを知っていますけど、敢えて突っ込まないで駄目な大人の扱いをしています」


「それは、何だか複雑ですね」


 照れ屋で上がり性とは、人は見かけけによりませんね。身長も高く、全身も素晴らしく鍛えあげられた筋肉に覆われています。


 人族は身体を鍛える事が出来ても、内面、心を鍛える事は出来無いのでしょうか?それとも生まれ持った性格とは中々変えられ無いのでしょうか?


 斯く言う私は悪魔ですので、自分以外の存在を吸収する事で少しずつですが、人族の生き方や考え方を学んでいますが、野獣、魔獣、魔物も大量に吸収していますので、それらの生き方考え方も学んでいます。


「奴はそれでも人気が有るし、皆から好かれている」


「そうです、新人探索者は大体ピケイトさんにお世話になっていますので、皆の善き兄貴分として慕われていますよ」


「そう言う事でしたら私も駄目な大人兼善き兄貴分として対応させて頂きましょう」


 そう言う事ですので私も皆さんと同様に、ピケイトさんは駄目な大人として対応しつつ良い兄貴分として接する事になりました。

勢いと思い付きで書いております。

読んで頂いている皆様、内容の齟齬等はご都合主義と言う事でご容赦下さいませ。

感想やアドバイスを頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ