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とある悪魔さんの最恐伝説(になるかも知れないお話)  作者: きすぎ あゆみ
悪魔さん、初めての召喚
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続きが書けましたので投稿しました。

宜しくお願い致します。

 朝になったのでしょうか小鳥の鳴き声が聞こえて来た事で、私の意識がゆっくりと覚醒していきます。いつの間にか眠ってしまったみたいです。木窓の隙間から陽光が射し込んで来て、その光が部屋の中に線を描いています。私はそんな光景をボーッと見つめていました。


「レグナさんおはようございます。お目覚めですか?」


「…リラシャさんおはようございます。起きています」


 私が惚けているとリラシャさんが部屋をノックしました。客間は二階に有りますので庭の井戸で顔を洗い身だしなみを整えたら朝御飯との事です。私は着の身着のままですが、一応他所様のお宅ですので身だしなみと、少し埃っぽくなったベッドを整える事にしました。


 今着ている服を一端吸収して、そして服を着ている状態に戻します。同じ要領でベッドを一度吸収して、置いて有った場所に再び戻します。


 そして部屋を出てリラシャさんの案内で庭の井戸に向かいました。


「昨日は良く眠られましたか?」


「気が付いたら眠っていました」


「それは、お疲れだったのでしょう。昨日は大変助かったと旦那様もおっしゃっていましたから」


「そうですか、フィスローさんが喜ばれていたのでしたら良かったです」


 人族の様にリラシャさんと話をしながら井戸に案内して貰い、顔を洗っている時に気が付きましたが良く考えたら、一度黒い霞の状態に戻り再び人族の姿に戻れば顔を洗う必要も、服を着なおす必要も有りませんでした。人族のふりをするのでしたら必要ですが、そうで無ければ必要無いですね。今後の課題です。


 井戸で顔を洗っているとスタッグさんとライズさんが剣の稽古をしていました。様々な角度から剣を振り体勢を変え剣の振り方も変え、その中で突きも入れる。剣の型を一通りなぞると次には実戦形式での打ち合いが始まる。先程行っていた剣の型の順番にお互いが打ち合い、息の合った動きはまるで剣舞の様にも見える。


「レグナさんも剣の稽古を一緒にどうですか?」


「体を動かすと目が覚める」


「私は護身の為の我流なので、お見せする程の物でも無いですよ」


 彼等の剣の稽古を私が眺めているとライズさんが私を剣の稽古に誘って来ました。スタッグさんも気になるのでしょうか?少し積極的な気もします。


「全然問題点無いですよ。僕達も少し知り合いに習った程度で後は我流ですから大丈夫ですよ!」


「そんな事は気にしなくても、体を動かせば目も覚めるし腹が減るから朝飯が旨い!」


「そうですか?そうおっしゃるので有れば少しだけ混ざりましょうか!」


 私はフィスロー氏宅の二階に有る客間へと剣を取りに向かいました。客間ではリラシャさんが少し困った表情でベッドの前で立ち尽くしていました。


「リラシャさん、どうされましたか?」


「あっ、レグナさん…!」


「何か有りましたか?」


「その…あの…、レグナさんは昨夜ベッドで休まれましたか?」


「はい、ベッドで休みましたけど?」


「その…何と言って良いのでしょうか?」


「はい?」


「ベッドが綺麗すぎて、シーツに皺も有りませんし掛布も枕も綺麗に整えられて、昨晩私がベッドの準備をした時よりも綺麗に整えられていましたので、もしかしてベッドで休まれていないのかと思いまして…。」


 ベッドを汚してしまったので汚れを取る為に吸収しましたが、ベッドごと吸収したのでベッドを元の位置に戻した時にシーツ類もベッドメイキング後の状態に戻ったのでしょうか?何故でしょうか今後の課題ですね。


「いえ、そんな事は無いですよ。ベッドを使わせて頂きました。しかし朝起きた時に余りにベッドが乱れていましたので少し片付けさせて頂きました」


「そういう事なら気にされなくても良かったですのに。片付けは私が致しますので気にされなくて大丈夫ですよ」


「そうですか解りました、次回が有りましたらそのままにしておきます」


「私よりベッドメイキングが綺麗で少し自信を無くしました」


「済みませんでした。他所様のお宅に泊まった事が有りませんでしたので、どうしたら良いのかが分からなくて…」


「そうですか。そういう事でしたら仕方が無いですね」


「申し訳有りませんでした」


「そんなに謝られると此方が悪い事をしたみたいですね」


「いえ、そんな事は無いですよ」


「それなら良いのですが」


「はい、申し訳有りませんでした」


「ほら、そうやって直ぐに謝る」


「ああ、そう言えばそうですね」


 気付くとリラシャさんと笑っていました。


 リラシャさんとの何とも無い遣り取りで?何と無くですが自然と笑う事が出来ました。普段浮かべる愛想笑いでは無く、人族どうしの何気ない会話の中で自然と浮かべる笑顔と笑い声、嬉しい時や楽しい時に湧いてくる感情です。


「部屋に戻って来られてレグナさんはどうされたのですか?」


「スタッグさんとライズさんの剣の稽古に誘われましたので、剣を取りに来ました」


「そうなんでか、頑張って下さいね!」


 今後は要らないお世話はしない方が良いのでしょうね。良かれと思って取った行動で逆に誰かの仕事の妨げになってしまうとか、悪魔の考え方?(私の考え方)では理解しかねます。人族の中で過ごすのでしたら人族の常識や習慣等、学ぶ事が多々有りますね。

勢いと思い付きで書いております。

中々悪魔さんの冒険が始まりません。

感想やアドバイスして頂けると嬉しいです。

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