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続きが書けましたので投稿しました。
読み返してみますと、説明が多くて先に進んでいませんね。
悪魔さんが冒険出来る様に少しずつですが、進めて行く予定にしております。
宜しくお願い致します。
掌を載せた者の犯罪歴が解るアーティファクトの透明な板が私には反応しませんでしたが、個人情報保護とかは大丈夫なのでしょうか?その様な事を考えてしまう私の方が、きっと変わっているのでしょうね。
「本当に極稀にですが、この板に反応しない人は居ますので、レグナさんはその極稀な人なのでしょう!」
「…そうですか?」
「試しにもう一度、手を置いてみて貰えませんか?」
「はい、わかりました…」
リッグさんから説明を受けましたが、もう一度試す事になりました。
もう一度透明な板の上に掌を置きます。リッグさんや詰所に居た衛兵の皆さんが注目しています。時間が経つにつれて緊張感が高まっていきます。しかし何も起きません。アーティファクトに反応しない極稀な人族。そんな希少な存在が現れた瞬間を供に目の当たりにしてしまった人族達。詰所の中は少しざわついてしまいました。
「やはり、反応しませんね」
「…そうですね。しかし、反応しないとなると、他の町に行った時にもこの様な事になるのですか?」
「身分証にはアーティファクトが反応しない事を記載しますが、試されてはしまうでしょうね。身分証の偽造は出来ませんので珍しい者見たさで、他の町に入る毎にやる事になるかも知れません。現に此処も皆が注目していますし」
「…それは少々面倒ですが、私の体質がその様な体質なのですから仕方が無いですね」
まるで自分が見世物になった気分です。私の種族と性格上、余り目立ちたくは無いのですが、今更どうにもなりませんので耐えるしか無いのでしょうか?
いっそ此処に居る人族達を一思いに吸収して、証拠を無くしてしまいましょうか!などと、危険な考えを思い浮かべてしまう私は、やはり人族ならざる者なのでしょう。
しかし、身分証も何も持っていない人族の犯罪歴を調べるというのは、可能なのでしょうか?
リッグさんは身分証を持っているので、アーティファクトに掌を置くとアーティファクトが反応しましたが、私は例外として私以外の本物の人族の犯罪歴とは、どの様にして解るのでしょうか?
もしかして行いの善悪等を魂なり肉体なりが記憶していて、それがアーティファクトで読み取れる仕組みになっているとか?
それとも、人族の記憶を読み取っているとか?ものすごく気になりますね!
そしてアーティファクトと身分証は何かしらの繋がりや情報の共有が有り、犯罪歴等を身分証が記憶して、アーティファクトが読み取る装置になっているとか?
これでは、ますます個人情報保護という考えは無いでしょうね。
「レグナさん今から仮の身分証を作りますのでもう少しお待ち下さい」
「解りました」
特に問題無く仮の身分証を作って貰える事になりました。一時はどうなる事かと思いましたが、私の事を何かしら疑われる事が有りませんでしたので、良しとしましょう。
しかし仮の身分証を作って貰えるという事は、大銀貨一枚の出費から銀貨一枚に抑えられます。これだけでも、普通の人族でしたら大幅な節約になりますねので、浮いた金額で町の店等で多少の贅沢が出来るでしょう。
悪魔の私には余り関係の無い事ですが。
「レグナさん、これが仮の身分証です。失くさない様にお願いします」
そう言ってリッグさんが私に見せたのは掌に収まる大きさの木の板でした。私の名前と生まれたで有ろう年と、犯罪歴とティエネの町発行と表面に焼き付けて有ります。
因みに私の外見は、この辺りに有る国々の人族の成人年齢が15歳ですが、それより少し上に見えるので17歳としました。
「ありがとうございます」
「もし、仮の身分証を無くされた場合は再発行に大銀貨一枚掛かりますので、お気を付け下さい。」
「再発行の費用は高いですね。気を付けます」
「それと、町では警邏隊が巡回しています、偶にですが身分証を見せる様に言って来る事も有りますので、肌身離さず携帯をお願い致します」
「成る程、解りました」
「それと二度目になりますが、役所に行かれて正式な身分証を作られた方が、この国内で生活するので有れば何かと便利ですよ」
「そうですね。なるべく早く役場に行って手続きをしましょう」
「そうして下さい。そして、レグナさん改めましてようこそティエネの町へ」
リッグさんはそう言いながら仮の身分証を私に手渡しました。改めて見ても何も変わった所の無い木製の板です。一応裏返して見ましたが、裏面には何も書かれていませんでした。
悪い考え方をすると、私はこれで人族での仮では有りますが身分を手に入れた事になります。
勢いと思い付きで書いております。
感想やアドバイスを頂けると嬉しいです。




