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とある悪魔さんの最恐伝説(になるかも知れないお話)  作者: きすぎ あゆみ
悪魔さん、初めての召喚
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続が書けましたので投稿します。

宜しくお願い致します。

 盗賊の幹部は女を蹴り飛ばしましたと同時に、鞘走らせ剣を抜いたのです。女は小走りの様に私に駆け寄ると、私に抱き付く様な状態になりました。私も、女を抱き止める形になりました。


「助けて」


 女は私に助けを求めました。全身痣だらけで赤黒く変色した皮膚、盗賊達の女への扱いがいかに酷いのかが見て取れます。


「助けて下さい」


「…助けて?」


 感情が無くなった様に虚ろで盗賊にされるがままだった表情が、今は助かるかも知れないと一縷の希望を抱き、私に助けを求めています。


「助けて下さい」


「ああ」


「良かっ…!」


 私が曖昧に答えただけなのに、女は助かると思ったのでしょうか、安堵したのか必死だった表情が柔らかくなりました。しかしそれも一瞬の事で、表情が強張りました。


「助かると思うなよ、死ねや!」


「グェッ…」


 盗賊が女ごと私を剣で突き刺しました。女で視界が塞がれていましたが、気配で盗賊が近付いている事は解っていましたが、まさか女共々剣で突き刺されるとは思ってもいませんでした。


 盗賊が剣を引き抜くと、女は腹部から大量の血を流しながら、私にもたれ掛かった状態から、力無く頽れて行きます。抱き止めようとしましたが、私も腹部を刺された痛みから腕に力が入らずに、抱き止める事が出来ませんでした。


「…ご免なさい」


「…逃げて…」


 女は囁く様な小さな声で謝りますが、私より女の方が明らかに重傷です。自分の血溜まりに倒れた女は、動かなくなりました。


 女を目の前で殺された私は、何とも言えない不快な気分を味わいました。何か胸の奥を掻きむしりたい、訳も無く叫び出したい、何かを破壊したい、そんな衝動に駆られました。


 そんな私と女を見て、剣を引き抜いた盗賊は剣を構え更に距離を縮めて来ます。上段からの袈裟懸け、そして止めの心臓への一突き。


 私の全身は血にまみれ、立っている事が不思議な状態でした。

勢いと思い付きで書いております。

感想やアドバイスを頂けたら嬉しいです。

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