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とある悪魔さんの最恐伝説(になるかも知れないお話)  作者: きすぎ あゆみ
悪魔さん、初めての召喚
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続が書けましたので投稿します。

宜しくお願い致します。

 女の視線が気になるので一度布切れを戻して、十数えてまた布切れを捲って中の様子を窺います。


 再度見直しましたが手前の女の視線は私に向いています。「殺して」「助けて」と、やはり口が動いています。


 私的には人族にはこれと言って興味は有りませんが、吸収した村人夫婦の感情なのでしょうか、楽にしてあげたいと思う自分がいます。人族を吸収した事で、私に感情と言うものが出来つつ有ります。


 盗賊2人とベッドにいる女は私に気が付いていないので、手前のテーブルに乗っている2人を吸収します。


 盗賊と女を同時に吸収しました。女は吸収される瞬間に自分が死ぬ事を理解したのでしょう、ほんの一瞬ですが笑った様に見えました。彼女を救えたのかどうかは悪魔の私には理解出来ませんが…



「何なんだ?」


 盗賊は最後に自分が危機的状況というのに気が付いたのでしょう、今まで十数人吸収してかましたが、初めて少しだけですが抵抗されました。少し抵抗出来ただけで結局結果は変わりませんが。


 しかし、その事で私的には少しだけですが厄介な事になってしまいました。


 ベッドに居た盗賊の幹部に気付かれたのです。女の表情は相変わらず虚ろで、目の焦点は合っていない様に見えますが、盗賊の幹部は違いました。


 ぐったりとされるがままの女を、己の性的欲求を発散させる為に好き放題にしていた盗賊の幹部。激しく動いていた筈が、私の方を見て顔を強ばらせています。


「テメェ、どこから入って来やがった?」


「…入り口」


「アイツに何をしやがった?」


「…吸収?」


「ここがどこか解ってるのか?」


「…洞穴?」


「なめてんのか?」


「…なめる?」


 盗賊の幹部の質問に答えますが、彼は何故か不機嫌になって行きます。目の前で仲間や女が消えたので、不安な気持ちも有るのでしょう。


 何が起きているのかは理解していない様ですが、自分の危機というのは本能的に理解しているようです。どちらかと言うと、頭で考えるより先に体が動く人族で言う、脳筋と言う種族でしょうか?


「クソがっ!」


「…クソ?」


 盗賊の幹部は起き上がると同時に枕元に置いていた剣を手に取り、女の髪を掴み強引に立ち上がらせました。


「こっちに来い!」


「いやっ……」


 私に向かって女を盾にするように、入り口の方にゆっくりと歩いて来ます。


「ここが俺達盗賊の塒って事が解ってんのか?」


「…盗賊の塒」


「解ってるから、こんな事をしてんだよな!」


「…知ってた」


 テーブルを迂回して、入口、私、盗賊と女の直線上になった瞬間、盗賊は厭らしい笑みを浮かべると女を私に向かって蹴り飛ばしました。


「お前はあっちだ!」


「ぐっ……」


 蹴られた女は勢いもそのままに私に向かって来ました。


勢いと思い付きで書いております。

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